目次
第1部 子どもの読みの世界(知りたいことから生まれる読みの発見―アーノルド・ローベル作「お手紙」を読む子どもたち;聴き合いが子どもにもたらす文学を読む喜び―あまんきみこ作「おにたのぼうし」を読む子どもたち;一人ひとりが自分自身と向き合って読む―茨木のり子「自分の感受性くらい」を読む子どもたち)
第2部 読みの深まりを引きだすために(物語の奥の味わいを見つける―ハンス・ウィルヘルム作「ずうっと、ずっと、大すきだよ」の授業において;子どもの読みから教師が受ける学び―立松和平作「海のいのち」の授業において)
第3部 「文学の授業」への祈りと「学び合う学び」(「学び合う学び」の進展は対話力の育ちから;「文学の授業」への祈り)
著者等紹介
石井順治[イシイジュンジ]
1943年生まれ。三重県内の小学校で主に国語教育の実践に取り組むとともに、氷上正氏(元・神戸市立御影小学校長)に師事し、四日市市内の小中学校の校長を務め、2003年3月退職。退職後は、佐藤学氏、秋田喜代美氏と連絡をとりながら、各地の学校を訪問し授業の共同研究を行うとともに、「東海国語教育を学ぶ会」の顧問を務め、「授業づくり・学校づくりセミナー」の開催に尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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