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内容説明
在日朝鮮人三世による初めての在日朝鮮人美術史。日本の戦後美術史のなかで、これまで点としか記録されてこなかった在日朝鮮人美術家たちの活動と作品を初めて歴史の線として描き上げ、“美術”を“政治”と“歴史”の語りの中から掬い上げた新たな美術史。
目次
序章 『在日朝鮮美術家画集』について
第1章 始動のエネルギー
第2章 何をどのように創造するのか
第3章 共通のテーマと写実―討論から制作、そして発表へ
第4章 南北分断を異郷の地で乗り越えた「連立展」
第5章 日本人美術家との接点
第6章 在日朝鮮人美術史をひもとく語り
付録 機関誌『朝鮮美術』解題―会員の親睦と旺盛な討論の記録
著者等紹介
白凛[ペクルン]
1979年島根県生まれ。専門は在日朝鮮人美術史。独立行政法人日本学術振興会特別研究員PD(同志社大学)。一般社団法人在日コリアン美術作品保存協会代表理事。朝鮮大学校(東京)教育学部美術科卒、東京藝術大学美術学部芸術学科卒、東京大学大学院総合文化研究科にて2020年3月に博士号取得(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。