目次
第1章 方法としての病理学―アドルフ・マイヤーの精神医学という臨床科学の構想
第2章 生物学としての心―アドルフ・マイヤーの精神生物学の概念
第3章 ボルチモアのユニークな土壌―ジョンズホプキンス病院フィップス精神科クリニック
第4章 アメリカ精神医学の洗礼を受けた子ども―マイヤー派の病歴
第5章 最高の矯正医療センター―アドルフ・マイヤーの治療実験
第6章 意識下の適応―マイヤー派精神医学の精神療法と精神分析
結論
著者等紹介
ラム,スーザン・D.[ラム,スーザンD.] [Lamb,S.D.]
オタワ大学医学史ジェイソン・A・ハンナ講座教授、医学部医学教育革新部(DIME)助教。専門は医学史で、研究テーマは大学病院の医療と医学教育、解剖学と病理学、精神医学、看護学、国際的な健康と疾病の歴史など、幅広い領域に及ぶ。DIMEの医学および人文科学の研究者との共同で、人文科学に基づく医学部教育カリキュラムを開発して医学史を教えるとともに、医学史の学部・大学院での研究指導を行っている。1995年ヨーク大学芸術学部卒業後、2002年にトロント大学で修士(歴史学)、2010年にジョンズホプキンス大学で博士(医学史)の学位を取得
小野善郎[オノヨシロウ]
和歌山県精神保健福祉センター所長。精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医、日本児童青年精神医学会認定医、子どものこころ専門医。1984年和歌山県立医科大学卒業。ひだか病院精神科医員、和歌山県立医科大学神経精神医学教室助手、和歌山県子ども・女性・障害者相談センター(和歌山県中央児童相談所)総括専門員などを経て、2010年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。