目次
序章 張赫宙の日本語文学を再考する
第1章 「帝国」日本のメディアと張赫宙の日本語文学―雑誌『文学案内』(1935~1937年)を中心に
第2章 越境/交通する文化空間―「春香伝」上演(1938年)をめぐって
第3章 張赫宙の「満洲」体験―長編小説『開墾』(1943年)を中心に
第4章 在日朝鮮人青年の憂愁―小説「岩本志願兵」(1943年)をめぐって
終章 張赫宙の「日本語文学」の意味、そして、その可能性について
著者等紹介
〓恩美[チョウウンミ]
1971年、韓国大邱生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。博士(学術)。現在、東京外国語大学国際日本研究センター特任研究員、東京学芸大学人文社会科学系非常勤講師。専門は、韓国近代文学・日本語文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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