目次
第1章 中国のムスリムからみる中国―N.ルーマンの社会システム理論(構成主義的認識論)から(中国雲南回族の観察と記述から説明する中国;コミュニケーションや意識を媒介する「意味」;中国ムスリムを「世俗化」から説明することの問題点;二次観察による比較(機能的等価物の探究)から中国を説明する)
第2章 明清四大イスラーム漢文訳著家の馬注(馬注の生涯;馬注思想の時代背景)
第3章 雲南保山回族の共生の作法(調査地の概要―雲南省保山市;保山回族の観察;場所(place)と空間(space)の区別の形式)
第4章 「21世紀の方法としての中国」―港成主義的認識論から観察し記述する中国(構成主義的認識論に基づく「21世紀の方法としての中国」;「21世紀の方法としての中国」の基礎的方法からみる中国;「21世紀の方法としての中国」の総合的方法からみる中国;「被影響者」から「決定者」へ向かう実践性)
著者等紹介
首藤明和[シュトウトシカズ]
1970年兵庫県西宮市生まれ。大阪大学人間科学部卒業、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。博士(学術)。専攻は社会学。専門は比較社会学、中国社会論、社会システム理論。兵庫教育大学学校教育学部、長崎大学多文化社会学部を経て、中央大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 密策