目次
序章 フリースクールにおける設立者という存在
第1章 先行するフリースクール研究の到達点と課題
第2章 フリースクール研究の研究手法の再考―新たな視点と方法の提示
第3章 フリースクールという経験の意味づけ(1)―設立者のナラティヴ分析から(周囲の変化に対応した事例)
第4章 フリースクールという経験の意味づけ(2)―設立者のナラティヴ分析から(設立前の価値観が貫かれる事例)
第5章 フリースクールの世代交代における継承問題―指導者としての設立者の役割に着目して
結章 フリースクールおよびフリースクール研究の今後の展望
著者等紹介
橋本あかね[ハシモトアカネ]
大阪大学大学院人間科学研究科助教。大阪府立大学大学院人間社会学研究科人間科学専攻博士後期課程修了、博士(人間科学)。大阪府立大学客員研究員を経て2020年より現職。学部時代にフリースクールでのボランティアを通して自身の生き方を見つめ直した経験から、フリースクールを人生に欠かせないものと位置づけ、フリースクールに関わり続ける。現在、NPO法人フォロ理事。フリースクール研究と成人教育学の架橋を目指して、フリースクールに関わる大人に焦点を当てた研究を継続中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。