目次
まえがき―「居酒屋独立論」から「科学的独立論」へ(松島泰勝)
1 琉球独立論にいたる道―沖縄・日本・教育(前川喜平;松島泰勝)
2 歴史・法・植民地責任―ニューカレドニアから琉球を見る(佐藤幸男×前川喜平×松島泰勝)
3 近代の学問が生んだ差別―アイヌ・琉球の遺骨問題と国際法(上村英明×前川喜平×松島泰勝)
4 独立琉球共和国の憲法問題―国籍・公用語をめぐって(遠藤正敬×前川喜平×松島泰勝)
資料 琉球共和社会憲法私(試)案(川満信一)
著者等紹介
前川喜平[マエカワキヘイ]
元・文部科学事務次官。現代教育行政研究会代表。1955年、奈良県生まれ。東京大学法学部卒業。79年、文部省(現・文部科学省)入省。94年、文部大臣秘書官。2010年、大臣官房総括審議官。12年、大臣官房長。13年、初等中等教育局長。14年、文部科学審議官、16年、文部科学事務次官。17年、退官。現在、自主夜間中学のスタッフとして活動しながら、講演や執筆を行なっている
松島泰勝[マツシマヤスカツ]
1963年石垣島生まれ。龍谷大学経済学部教授。専門は島嶼経済論。学知の植民地主義を克服し、近代日本によって奪われた琉球の独立をめざす研究と運動の両輪で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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