目次
第1章 80年代以前および難民のコミュニティ形成―主に生活防衛のための集住(在日コリアン―コミュニティの形成と変容;華僑華人―80年代以前のコミュニティの形成について ほか)
第2章 80年代以降の低賃金労働者―就業条件による集住・分散と存続・消滅(ブラジル人―デカセギ時代の起源と終焉 時間、空間、階層をめぐる模索;ペルー人―日本社会におけるペルー人コミュニティの30年間 ほか)
第3章 80年代以降の研修生・技能実習生―就業業種による規定と一時的滞在性(中国人研修生・技能実習生―一時滞在性と過疎地での若年労働力供給;ベトナム人研修生・技能実習生―仮想空間に拡大するコミュニティと今後の展望 ほか)
第4章 高度人材の移動と分散―IT革命を転機として(中国人高度人材―滞日経験者の国際移動 コミュニティとモビリティの関係性;韓国人ニューカマー―ミドルクラスの移動と定着 ほか)
第5章 2010年代の新規移民―継続する課題と次世代の胎動(ネパール人―定住を目指す家族の増加;ベトナム人留学生―中国人留学生と比較した特徴とコミュニティの役割 ほか)
著者等紹介
駒井洋[コマイヒロシ]
筑波大学名誉教授。移民政策学会前会長。東京大学大学院社会研究科博士課程修了。博士(社会学)
小林真生[コバヤシマサオ]
立教大学兼任講師。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程修了。博士(学術)。群馬県太田市出身。地方都市における対外国人意識、スポーツ選手の国籍選択を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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