目次
序―「変わるもの」と「変わらないもの」
第1部 結婚・離婚をめぐる法と手続き、慣習(結婚までのプロセス―エジプトの例;ムスリムの離婚―エジプトの例;多民族社会シンガポールにおけるムスリムの宗教間結婚;旧ソ連ムスリムの結婚と離婚―ウズベキスタンの例)
第2部 歴史の中の婚姻とイスラーム法(古典イスラーム法の結婚と離婚;歴史に見るムスリムの婚姻契約―19世紀から20世紀初頭にかけての結婚;近代家族法の誕生)
第3部 現代社会の変化と多様な結婚の形(インドネシアにおける結婚―一夫多妻婚、秘密婚、異教徒間の婚姻;映画に見る現代の結婚事情―『エジプトの二人の娘』から;現代イランにおける様々な「結婚」―女性の高学歴化に伴う晩婚化と若者に広がる「白い結婚」;イトコ婚と遺伝病)
著者等紹介
長沢栄治[ナガサワエイジ]
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所シニア・リサーチフェロー、東京大学名誉教授。専攻:中東地域研究、近代エジプト社会経済史
森田豊子[モリタトヨコ]
鹿児島大学グローバルセンター特任准教授。専攻、イラン地域研究
小野仁美[オノヒトミ]
東京大学研究員、神奈川大学、立教大学、多摩美術大学非常勤講師。専攻、イスラーム法、チュニジア地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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