目次
第1章 性的問題行動を抱える子どもたち
第2章 子どもの正常なセクシュアリティと性的問題行動の識別
第3章 子どもの性愛化を取り巻く状況
第4章 性的問題行動を抱える子どものアセスメント
第5章 共通認識されている治療の領域と保護者との協働に関する提言
第6章 バウンダリー・プロジェクトモデル
第7章 ケーラのケース
第8章 トーマスのケース
第9章 ジェンナのケース
第10章 ロレンソのケース
著者等紹介
ギル,エリアナ[ギル,エリアナ] [Gil,Eliana]
PhD。バージニア州フェアファックスにある私設治療機関「ギル・トラウマからの回復と教育研究所(Gil Institute for Trauma Recovery and Education)」の上級共同経営者。この研究所ではセラピー、コンサルテーション、そして各種研修を行っている。また、北バージニアにあるスターブライト児童家庭プレイセラピー訓練機関のディレクターとして勤務し、児童期のトラウマを抱える青年とその家族に対する治療や家族療法の集中トレーニングを実施している。児童虐待の防止と治療の領域に約40年間携わっており、ここ20年間は北バージニアの2ヶ所(アイノバ・ケラー(Inova Keller)センターおよびバージニアチャイルドヘルプ・チルドレンセンター(Childhelp Children’s Center))で子どもの性的虐待治療プログラムを運営している。結婚、家族、そして子どもの認定カウンセラー、結婚・家族療法の認定スーパーヴァイザー。さらにアメリカ各地でコンサルテーション活動およびトレーニングを提供しており、バージニア工科大学の非常勤講師でもある。アメリカ児童虐待専門家協会と児童虐待ナショナルリソースセンターの理事を務めており、元プレイセラピー学会会長
ショウ,ジェニファー[ショウ,ジェニファー] [Shaw,Jennifer A.]
「ギル・トラウマからの回復と教育研究所」の共同設立者であり、ワシントンDCの多くの臨床現場で働いてきた。性的問題行動を抱えている子どもや青年、うつや不安症状がある、あるいは複雑性トラウマを抱えている子どもや青年を対象に個別セラピー、家族療法、そしてグループセラピーを行っている。彼女は家族支援プログラム“バウンダリー・プロジェクト”のコーディネーターを務めており、これをバージニアチャイルドヘルプ・チルドレンセンターとギル・トラウマからの回復と教育研究所の2ヶ所で実践している。また性心理のリスクアセスメントと青年と成人の性的加害行動の治療に関する専門トレーニングを修了しており、現在は認定プレイセラピストを目指して活動している
高岸幸弘[タカギシユキヒロ]
熊本大学教育学部准教授。精神科病院勤務を経て、児童心理治療施設こどもL.E.C.センターにセラピストとして勤務。その後カナダ、バンクーバーで男性の性被害・加害者の専門治療機関でのトレーニングを受けたのち、関西国際大学人間科学部講師、関西国際大学人間科学部准教授を経て2016年より現職。専門は性加害少年の治療教育。臨床心理士。医学博士
井出智博[イデトモヒロ]
静岡大学教育学部准教授。児童心理治療施設こどもL.E.C.センターにセラピストとして勤務。その後東筑紫短期大学助教、静岡大学教育学部助教を経て、2012年より現職。専門は児童福祉施設における子どもの心理的自立支援、キャリアカウンセリング。臨床心理士。博士(文学)
上村宏樹[ウエムラコウジュ]
こども教育宝仙大学講師。児童福祉の現場で10年以上勤務。その間カナダでトレーニングを受ける。児童養護施設龍山学苑副園長。熊本学園大学の非常勤講師を経て、2012年より現職。インプロヴァイザー(即興劇の役者)としても活動している。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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