内容説明
ともに考えていくために…大学生の視点からのジェンダー「超」入門!ジェンダーを勉強したら、イクメンにならないといけないんでしょ?日本はLGBTに寛容な国だよね?フェミニズムって危険な思想なんでしょ?なんでジェンダーのゼミにいるのに化粧してるの?性暴力って被害にあう側にも落ち度があるんじゃない?―「ジェンダー研究のゼミに所属している」学生たちが、そのことゆえに友人・知人から投げかけられたさまざまな「問い」に悩みながら、それらに真っ正面から向き合った、真摯で誠実なQ&A集。
目次
第1章 これってどうなの?素朴な疑問(男女平等をめざす世の中で女子校の意義ってなに?;「○○男子/○○女子」って言い方したらダメ? ほか)
第2章 セクシュアル・マイノリティについてもっと知りたい!(テレビにはゲイや女装家、トランスジェンダーが出ているけれど、違いはなんなの?;「ホモ」、「レズ」って呼び方はダメなの? ほか)
第3章 フェミニズムって怖いもの?(フェミニズムって危険な思想なんでしょ?;どうしてフェミニストはCMみたいな些細なことに噛みつくの? ほか)
第4章 めざしているのは逆差別?(男だって大変なのに、女がすぐハラスメントと騒ぐのって逆差別では?;管理職の女性を30%にするって、女性だけを優遇する逆差別じゃない? ほか)
第5章 性暴力についてもっと考えたい!(性欲って本能でしょ、そのせいで男性が女性を襲うのも仕方ないよね?;性暴力って被害にあう側にも落ち度があるんじゃない? ほか)
著者等紹介
佐藤文香[サトウフミカ]
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(学術)。一橋大学大学院社会学研究科教授。専門はジェンダー研究、軍事・戦争とジェンダーの社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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