内容説明
フェミニズムと開発政策は女性たちを「支援」してきたのか?男性と女性の生計関係の実態を明らかにすることで農業の低迷と人口の増加が続くアフリカ農村部における女性支援を問いなおす。
目次
序論
第1部 女性の耕作―サバンナの性別分業の大転換(農食文化の静かなる変容;仕事の変革)
第2部 土地、樹木、労働力―資源をもつことの意味(「家」の営まれ方;侵略の歴史と領地の称号)
第3部 とりに行く女たち、与える男たち―人口の増加と強化されるジェンダー(耕作物をめぐる男性、女性、子どもたち;料理の実をめぐる領主と女性たち)
結論
著者等紹介
友松夕香[トモマツユカ]
大分県生まれ。2001年、カリフォルニア大学バークレー校政治学部を卒業。2003~05年に、青年海外協力隊の村落開発普及員として西アフリカのブルキナファソ国で活動。2015年、東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程を修了。博士(農学)。現在は、日本学術振興会の特別研究員として京都大学人文科学研究所、また博士研究員としてプリンストン大学歴史学部に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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