沖縄と朝鮮のはざまで―朝鮮人の“可視化/不可視化”をめぐる歴史と語り

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  • サイズ A5判/ページ数 361p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750347875
  • NDC分類 219.9
  • Cコード C0036

目次

第1章 沖縄戦の中で絡み合う歴史、不可視化する朝鮮人
第2章 朝鮮人たちの「戦後」―収容・帰郷・残留
第3章 沖縄をめぐって―国際的動向と抵抗運動
第4章 沖縄の朝鮮人の出現と語りの空間
第5章 沖縄の朝鮮人の行方―施政権返還以後
おわりに―沖縄の朝鮮人に関する碑・塔の紹介

著者等紹介

呉世宗[オセジョン]
1974年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程修了。博士(学術)。琉球大学人文社会学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

1
在日朝鮮人問題はよく知られており、沖縄問題もいろいろ課題がある。しかしこの2つを結びつけた話しは寡聞にして知らなかった。内容としては思い掛けないものがあるわけではなかったが、歴史の穴埋めとして貴重だと思う。2019/07/08

健康平和研究所

0
56ページ 「戦後」に起きた殺害ーーー久米島の朝鮮人虐殺事件 112ページ 1951年に来日したニコラス・D・コレアが出入国管理法の枠組みを作った 退去強制を主要な柱とし、国外退去等の権限(裁量権)を法務大臣に与える内容 224ページ 「15年戦争」という見方は、沖縄になぜ朝鮮人が連行されたのか不可視化してしまうおそれのある問題 278ページ 韓国人慰霊塔は韓国という国家体制の重視、そして反共イデオロギーがベースとなったため、被害にあった人々を南北分断の下で不可視化する性格を帯びることとなった2019/05/10

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