生物ミステリープロ<br> 地球生命 水際の興亡史

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生物ミステリープロ
地球生命 水際の興亡史

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784297122324
  • NDC分類 457.8
  • Cコード C3045

出版社内容情報

魅惑的な古生物たちの世界。
知的好奇心をくすぐり、知的探究心を呼び起こし、そして何よりシンプルに面白い。
そんな世界を、みなさまにお届けします。

新シリーズ1作めは「水際における古生物の興亡」をお届けします。

陸圏と水圏の境界域にあたる“水際の世界“は、地球生命が最も躍動的に物語が紡がれた舞台の一つ。
かつて水の中で生まれた私たちの祖先は、水際世界への“上陸作戦”を展開し、新天地たる陸域へ生活圏を拡大しました。
一方、陸域で繁栄を遂げた生物の中から、再び水際世界へ侵食し、水の中に“逆進出“を遂げるものが出現します。

彼らは“水際の世界”を、時に通過点とし、時に支配圏としながら、命を繋いできました。

本書は、そんな水際世界を“進化の舞台”として興亡を繰り広げた脊椎動物の3グループに焦点を当てました。

「両生類」「偽鰐類」「哺乳類」

これら3グループを中心に展開する“水際の世界”では、どんな興亡が繰り広げられたのでしょう。
地球生命を語る上で欠かせない“水際の生物史”を、存分にお楽しみください。

目次

第1章 陸へ(上陸、そして内陸へ;41億8000万年間のプロローグ ほか)
第2章 先行する両生類(栄え始めた四足動物;両生類、覇権をとる ほか)
第3章 王者登場(新時代の始まり;再び三畳紀 ほか)
第4章 水際の覇者とその仲間たち(水の世界へ;恐竜たちの“ライバル” ほか)
第5章 私たちも海へ(かくして哺乳類も水中へ進出する;さあ、水中へ。みんな、水中へ ほか)

著者等紹介

土屋健[ツチヤケン]
サイエンスライター。オフィスジオパレオント代表。日本地質学会員、日本古生物学会員、日本文藝家協会員。埼玉県出身。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て、現職。古生物に関わる著作多数。2019年にサイエンスライターとしてはじめて古生物学会貢献賞を受賞

松本涼子[マツモトリョウコ]
神奈川県立生命の星・地球博物館、学芸員。英国ロンドン大学(University College London)にて博士号(Ph.D.)取得。専門は絶滅水生爬虫類、コリストデラ類の形態進化。近年では、現生両生類の頭骨や頸椎の形と運動機能の進化をテーマとした研究もおこなっている

小林快次[コバヤシヨシツグ]
北海道大学総合博物館、副館長・教授。大阪大学総合学術博物館、招聘教授。1971年、福井県福井市生まれ。米国ワイオミング大学卒業後、米国サザンメソジスト大学にて日本人としてはじめて恐竜で博士号を取得。国内だけではなくモンゴルや米国アラスカ、カナダなどで発掘調査を精力的におこなう世界を代表する恐竜研究者。獣脚類恐竜を中心に恐竜の分類や生態について研究をおこなっている。最近では、北海道のカムイサウルスや兵庫県のヤマトサウルスを命名した

田中嘉寛[タナカヨシヒロ]
大阪市立自然史博物館、学芸員。北海道大学総合博物館資料部・研究員を兼ねる。ニュージーランド、オタゴ大学で初期のイルカの進化を研究し博士号(Ph.D.)を取得。専門はイルカやクジラ、アシカ、アザラシ、セイウチなど、水生哺乳類の進化(古生物学)、および博物館学

かわさきしゅんいち[カワサキシュンイチ]
動物画家・絵本作家・漫画家。1990年大阪生まれ。脱サラ後、絵本『うみがめぐり』を日本・中国の2カ国で出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

40
2021年刊。脊椎動物による水際の争奪戦。化石写真と復元図が見応えあり。まず両生類がヘビ型やワニ型で覇権を握るが、古生代末の大絶滅(全種の81%が死滅)で衰える。中世代になると爬虫類の偽鰐類(ワニの祖先を含むグループ)が10mクラスの猛者を次々輩出し、今も水際では彼らの覇権が続いている。ワニ型の機能は高いらしいが、揃って凶悪な顔つきなのには驚かされる。哺乳類からは、地上性のムカシクジラ類が水棲化してクジラ類を生む。カイギュウ類、鰭脚類などの水棲化にも試行錯誤があり、現存種は幸運なひと握りなのだと分かる。2024/11/30

jackbdc

11
豊富なカラー写真やイラストと動物たちのショートストーリーが興味をそそる。古生物に詳しくない私もグッと惹きこまれた。今まで博物館で素通りしていたこれらの水生生物の生態に少し関心が増してきた。驚いたのは4億年前の古生代から魚類、両生類や爬虫類の見た目がそれほど変化していない事。地球環境への適応という点で完成度が高かったという事なのかも。一方で哺乳類が水中に入ったのはごく最近(数千年前)だから、まだ発展途上で見た目も生態もまだ変わる可能性がありそう。偶蹄目の鯨が水に入ったように猿もそうならないとは言えないかも。2022/03/06

5〇5

6
「生物ミステリープロシリーズ」の後継本です。陸地と水域の境界域に関係深い脊椎動物が解説されます。これまでの古生物関連本ではあまりお目にかかったことのない魅惑的な古生物達が満載で楽しめました。平易な説明に加えて、豊富な画像とイラストがイメージを増幅してくれますね。2021/10/16

Go Extreme

2
陸へ: 41億8000万年間のプロローグ 二つの大陸と一つの超大陸 先行する両生類: 栄え始めた四足動物 両生類,覇権をとる 大絶滅のその先に 王者登場: 新時代の始まり 再び三畳紀 超大陸で始まる歴史 水際の覇者とその仲間たち: 水の世界へ 恐竜たちの“ライバル” 水際の頂点へ 私たちも海へ: かくして哺乳類も水中へ進出する さあ,水中へ。みんな,水中へ 内陸の水際で暮らす大きな仲間たち 日本のカイギュウたちと2021/08/28

黒胡麻

1
魚類、両生類、ワニ類、水棲哺乳類など、水と陸のはざまに生きた様々な古脊椎動物たちを紹介している。中生代から新生代におよぶワニ類の多様性に驚いた。両生類は石炭紀に有羊膜類を生み出した後は衰退したように思っていたが、その後のペルム紀にも爬虫類や単弓類と張り合えるような大型種がいて繁栄していたのは意外だった。2024/01/03

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