グローバル異文化交流史―大航海時代から現代まで、ヒト・モノ・カネはどのように移動・伝播したのか

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グローバル異文化交流史―大航海時代から現代まで、ヒト・モノ・カネはどのように移動・伝播したのか

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  • サイズ B6判/ページ数 164p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750347837
  • NDC分類 209
  • Cコード C0036

出版社内容情報

異文化交流の歴史的な変遷を大航海時代に遡り、現代の「グローバリゼーション」を形作った諸要素を考察。ヒト・モノ・カネ・情報がいかにして国境を越え世界に広まり、経済や社会システムや文化にどのような影響を与えたかを「人の交流」「文化の伝播と変容」「相互依存」の視点から明かす。

 はじめに

 本書のねらい



第一章 海洋のグローバルなシビライゼーション

 1 海域地域の「グローバリゼーション」の担い手マラッカ

 2 海洋交易国オマーン

 3 大航海時代とは?

 4 旧世界の膨張と世界史の始まり

 5 インド洋と三角貿易圏

 6 アラブの商人による三角貿易

 7 貿易ルートの覇権の移行

 8 イギリスの東インド会社とインドの木綿



第二章 大航海時代から新パックス時代へ

 1 異文化交流の五つのコミュニケーション・レベル

 2 海洋国家とは

 3 日本にも大航海時代の波

 4 日本の異文化進出“ディアスポラ”

 5 国のタガがはずれたら?



第三章 文化伝播のケース・スタディ

 1 日本の醤油が育くんだ欧米食文化

 2 ココアとチョコレートの因果関係

 3 タバコのグロバリゼーション

 4 コーヒーと五つの大陸文化の関係

 5 紅茶と大英帝国

 6 知られざるカレー物語――カレーとスパイス

 7 カレーとカレーライス

 8 ビクトリア女王が火付け役

 9 勘違いから生まれた英国カレー

 10 明治時代の海軍の食文化に

 11 日本の国産カレーの歴史

 12 パンの文化変容とグローバル化



第四章 太平洋と欧米の航海戦略――ハワイのケース

 1 世界を変えた大航海時代の航海士たち

 2 ジパングを目指したコロンブス

 3 コロンブスの思わぬ贈り物

 4 ヴァスコ・ダ・ガマの大航海

 5 ガマとイスラム・ポルトガル・スペイン文化

 6 フェルディナンド・マゼランの大航海

 7 イギリスによる七つの海の支配

 8 キャプテン・クック頭角を現す

 9 ハワイと日本とキャプテン・クック

 10 ハワイ島とカウアイ島でのクック

 11 クックの業績とバンクーバー――カナダとワシントン州

 12 異文化“トレード・スポット”のハワイへ

 13 ハワイにおける日系移民の世界

 14 ハワイ移住のはじまり

 15 写真花嫁

 16 第二次世界大戦中のハワイにおける日系人

 17 終戦後の日系人

 18 日系移民のライフヒストリー――リリアンの物語

 19 祖父母をめぐる物語

 20 父母をめぐる物語

 21 リリアンと夫をめぐる物語

 22 リリアンの今

 23 異文化共生とは



第五章 異国・異境漂流記

 1 異国渡航禁止令

 2 異国・異境漂流民とは

 3 最初に北アメリカを見た日本人

 4 ハワイへ漂流した日本人漂流民

   長者丸の米田次郎吉たち

   ジョン万次郎(中浜万次郎)

   ジョセフ・ヒコ(濱田彦蔵)

 5 最初にロシアを見た日本人たち

 6 最初にフランスとスペインを訪れた日本人

 7 スペインのハポン町

 8 最初にイタリアを訪れた日本人

 9 最初にタイを訪れた日本人

 10 日本最初の女子留学生

 11 異文化教育の女性パイオニア“津田梅子”

 12 七歳からの修学と異文化ショック

 13 帰国後の梅子の文化ショック

 14 日本初の女子英学塾開校を目指して



第六章 トランス・ナショナル時代の異文化交流

 1 ライシャワーのグローバリゼーションのヒント

 2 ライシャワーのグロバリゼーションへの提言



 あとがき

 参考文献

御手洗 昭治[ミタライ ショウジ]
著・文・その他/編集

小笠原 はるの[オガサワラ ハルノ]
著・文・その他

目次

第1章 海洋のグローバルなシビライゼーション
第2章 大航海時代から新パックス時代へ
第3章 文化伝播のケース・スタディ
第4章 太平洋と欧米の航海戦略―ハワイのケース
第5章 異国・異境漂流記
第6章 トランス・ナショナル時代の交流

著者等紹介

御手洗昭治[ミタライショウジ]
兵庫県生まれ。札幌大学英語学科・米国ポートランド州立大卒。1981年米国オレゴン州立大学大学院博士課程修了(Ph.D)。ハーバード大学・文部省研究プロジェクト客員研究員。ハーバード・ロースクールにて交渉学上級講座・ミディエーション講座修了。札幌大学教授、北海道日米協会専務理事、日本交渉学会元会長

小笠原はるの[オガサワラハルノ]
東京都生まれ。米国バージニア大学大学院修士課程卒。米国ノースウエスタン大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。札幌大学教授。専門はコミュニケーション学、臨床教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ramo

4
ハワイと日本の関係史が特に深く書かれていた。二つの国の文化が体に染み付いている人についてが説明されており、そのような人たちは異文化コミュニケーションをミディエーターとして成功させている。津田梅子先生の偉大さを改めて感じる。2021/11/30

afurikamaimai

0
第5章が特に興味深い。漂流者たちの簡単な紹介がまとまっている。2019/09/20

ta_chanko

0
1623年のアンボイナ事件以降、イギリスはオランダに敗れてインドから撤退??文章も雑で読みにくく、練られていない。不本意ながら、途中で読み進めるのを断念。2019/05/24

rezare

0
第二章のインドネシアについての記述に、びっくりするような誤記があり、そのほかの内容の信頼性にも強い疑念が。 というわけで、42ページ以降は斜め読み。2019/03/17

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