出版社内容情報
生活環境の悪化や景観破壊を招くことから全国各地で問題になっている空き家。日弁連による全国調査の分析とともに、主として法律の観点から弁護士や研究者が現在の課題や今後の対策について論述。先端的な取り組みで成功している尾道の利活用についても紹介。空き家問題への理解を深める一冊。
日本弁護士連合会法律サービス展開本部自治体等連携センター[ニホンベンゴシレンゴウカイホウリツサービステンカイホンブジチタイトウレンケイセンター]
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日本弁護士連合会公害対策・環境保全委員会[ニホンベンゴシレンゴウカイコウガイタイサクカンキョウホゼンイインカイ]
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目次
第1章 空き家対策における法的諸課題(空き家の実情と自治体空き家行政の展開;空家法の成立 ほか)
第2章 報告 尾道での空き家利活用の教訓―空き家再生プロジェクトの10年間(観光地としての尾道;景観の「脇役」にも光を ほか)
第3章 自治体は空き家問題をどうとらえているか―「空家法」施行1年後の全国実態調査からみえるもの(アンケートの趣旨;回答団体の概要 ほか)
第4章 パネルディスカッション 空き家の解消のために、いま必要な取り組みは何か(空き家の適正管理をどうしていくべきか;空き家の利活用をどう進めていくか ほか)
付録 「空家法」施行1年後の全国実態調査 集計結果