内容説明
本書は『図表でみる世界の社会問題(Society at a Glance)』の第7版であり、OECD社会指標の概要である。この報告はOECD加盟国の社会の福祉およびその傾向にかんする定量的な証明にたいして高まっている要望に応えることをめざしている。これは2001年から刊行している以前の版のなかに含まれる指標のうち、いくつかを更新し、新しい指標もくわえている。この版は合計して25の指標を含んでいる。本書は34のOECD加盟国と、可能な場合には主要なパートナー(ブラジル、中国、ロシア、南アフリカ)と他のG20諸国(アルゼンチン、サウジアラビア)のデータを含んでいる。この報告は最近の経済危機の社会的影響にかんする特別な章(第1章)に特徴があり、またOECD社会指標の構造を読者が理解できるようにするための解説を含んでいる(第2章)。すべての指標はOECDライブラリーにおけるウェブブック、eブックとして利用できる。
目次
第1章 危機とその後:社会と社会政策についての「安全性審査」
第2章 OECD社会指標の解説
第3章 一般的背景指標
第4章 自立指標
第5章 公正指標
第6章 健康指標
第7章 社会的結束指標
著者等紹介
高木郁朗[タカギイクロウ]
東京大学経済学部卒業。日本女子大学名誉教授
麻生裕子[アソウユウコ]
埼玉大学大学院経済科学研究科修士課程修了。公益財団法人連合総合生活開発研究所(連合総研)主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。