「開かれた学校」の功罪―ボランティアの参入と子どもの排除/包摂

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  • サイズ A5判/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750344799
  • NDC分類 374
  • Cコード C0037

目次

第1章 「開かれた学校」を問い直す
第2章 「開かれた学校」への質的なアプローチ
第3章 ボランティアの陥穽
第4章 ボランティアが担う役割の転換
第5章 子ども同士の関係性の転換
第6章 「開かれた学校」のインパクト
終章 「開かれた学校」の在り方

著者等紹介

武井哲郎[タケイテツロウ]
立命館大学経済学部准教授。1984年生まれ。2012年、東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(教育学、東京大学)。日本学術振興会特別研究員(DC1)、びわこ成蹊スポーツ大学スポーツ学部助教を経て2016年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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鵜殿篤

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【要約】善意のボランティアが学校に入ることで、むしろ社会的弱者のスティグマが強化されてしまうケースがあります。ボランティアの参入によって社会的弱者の立場を改善しようとするなら、ボランティアが教室内の全ての子どものサポートに当たれるようにすることや、全ての子どもが同じように課題をこなせるという「同質性の前提」を崩すことや、ボランティアが弱者の側に立って教育的ニーズに対する認識を常に更新することが必要です。そのためには、ボランティアが教師に対して意見表明や改善提案ができるような環境作りが大切になります。2018/02/02

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