感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sibasiba
8
特に第2次世界大戦終結から現代まではポッカリ知識になかったので読んでよかった。ベルリンの壁崩れてあっという間に統合のイメージだったが諸外国から不安視されてすんなり行ったわけではなかったとか統合そのものがその後のユーロに関係しているとか。2017/03/31
ブルーツ・リー
4
グローバル化が強く叫ばれるようになったのは、少なくとも冷戦構造が崩壊した後だと思われるのだが、西側陣営に関して言うならば、それ以前から時代的なリンクは起こっていたように思われる。 つまり、第一次大戦前にナショナリズムが強まり、第一次大戦と恐慌により社会不安が増大し、国家主義政党が政権を担い大戦へと至る。戦後は戦前世代への不信が募り、60年代には学生運動と左派の時代。保守反動の時代、そして現在の保革両極に分かれての分断の時代。 見事に、西側の先進国と呼ばれている国で、同じような流れが起こっている。2022/11/11
taichi
1
学校の図書室にこのシリーズの本が多くあったが、各国史はちょっと…と思って今まで読んだことがなかった。読書ガイドもあるし、ある国・地域についての入門書として読むには意外と良さそう。ドイツ(ゲルマン民族)の特性上近現代の比重が大きかったから、国際政治・経済の把握にも役立った。2024/09/12
takao
1
ふむ2021/03/23
彗星讃歌
1
図説ドイツの歴史を読んだ後にそれぞれの分野について補完するために読んだ。一つ一つの章は短めにまとまっているので読みやすかった。