内容説明
アウンサンスーチーに象徴されるこの国はいま、新たな国づくりに向けて、どのような歩みを続けているのか。研究者・ジャーナリスト7人が多面的に論じる。
目次
第1章 アウンサンスーチー政権の挑戦―国民の期待と改革への課題
第2章 ミャンマー民主化運動―物語の序幕
第3章 軍政内部からみた民政移管の深層
第4章 体制転換とミャンマー農村の社会経済変容
第5章 日本とビルマの関係を考える―占領と抗日、戦後のコメ輸出、賠償とODA、そして未来
第6章 在日ミャンマー人社会はいま
第7章 「アジア最後のフロンティア」論を超えて
著者等紹介
永井浩[ナガイヒロシ]
神田外語大学名誉教授。毎日新聞バンコク特派員、外信部編集委員などを経て神田外語大学教授として教鞭をとった
田辺寿夫[タナベヒサオ]
フリージャーナリスト。大阪外国語大学ビルマ語学科卒業後、NHK国際放送局で国際放送ビルマ語ラジオ番組の制作を担当した。シュエバ(ビルマ名)として在日ビルマ人の活動に加わっている
根本敬[ネモトケイ]
上智大学総合グローバル学部教授。東京外国語大学教授を経て現職。専門はビルマ近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
24
★★★ 半分読んでほったらかしだったのを読了。ミャンマーと日本の関わりとか知らないことが多かった。最近はメディアで取り上げられることもなくなったが、今後が気になる国ではある。2017/05/22
Koichi Tamura
4
ビルマの竪琴は未だにビルマでは上映を許されていない。 日本人はこの事を重く受け止めなくてはならない。 アウンサン将軍は抗日の立役者。 アウンサースーチさんの小数民族に対する対応にも注力する必要がある。2016/12/15
yellow06857
0
ミャンマーについて調べ物する必要があったので…。単純に知識が少なかったので面白く読めた。2018/02/20