出版社内容情報
《内容》 エイズの神経障害は免疫系のHIV感染による免疫不全とは異なる機序によるものと想定され、研究班の検索ではHlV患者の約30%、その内約40%はいわゆるエイズ痴呆に罹患している事は注自すべきである。本マニュアルは臨床、基礎の二部門からなり、エイズウイルスの神経系への感染機序から日和見感染を含め中枢神経系およぴ未梢神経障害の疫学、診断、治療など広範囲にわたって記述されている。したがって特に第一線で活躍されている医療関係者にとって診療の手引として役に立つと信じている。
目次
1 臨床(HIV‐1感染による神経障害概説;わが国におけるHIV‐1感染による神経障害の疫学;HIV‐1感染による神経障害の神経学的診察、検査、診断 ほか)
2 基礎(HIV‐1と免疫変化概説;HIV‐1の標的細胞認識と感染機序;HIV‐1ウイルスの種・細胞特異的増殖機序;中枢神経内HIV‐1感染とグリアの役割 ほか)
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