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学びのイノベーション―21世紀型学習の創発モデル

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  • サイズ A5判/ページ数 329p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750344003
  • NDC分類 371.4
  • Cコード C0037

内容説明

本書は、教室を真に効果的な学習環境にするべく、再デザインするために使用できる認知的・社会的プロセスに光を当て、学習科学から得られた重要な知見を要約し議論する。オルターナティブ・スクールからメキシコでの特徴的な事例研究まで、OECD加盟国における具体例を探究し、従来の型を打ち破り、学習科学研究から創発されてきた原則の実現を求めていく。本書はまた、学習を最適化することが推進目的となり、イノベーションが広範囲に及ぶ変化の触媒とも、起こるべき結果ともなる知識時代に、これらの洞察がどのように教育改革を呼び起こすかを模索していく。

目次

第1章 イノベーティブな学習環境の模索
第2章 学習を最適化するということ:学習科学研究の意味
第3章 研究に基づくイノベーションに向けて
第4章 オルターナティブ教育の貢献
第5章 状況に埋め込まれたペダゴジー、カリキュラムジャスティス、民主主義の教授学習
第6章 学習環境の構築:メキシコの予備的フェーズからの教訓
第7章 どうすればイノベーションが現場でうまく機能するか
第8章 イノベーションのダイナミクス:なぜ生き残り、何が機能させるのか
第9章 オープン型の学習:システムを推進力として教育イノベーション
付録A メキシコの4つの事例研究の概要

著者等紹介

有本昌弘[アリモトマサヒロ]
大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学。博士(人間科学)。ケンブリッジ大学、ハーバード教育学大学院客員研究員を経て、東北大学大学院教育学研究科教授。専門は、カリキュラム(教育研究)開発、教育評価

多々納誠子[タタノセイコ]
東京女子大学文理学部英米文学科卒業。翻訳家。現在、杉並区教育委員会青少年委員、杉並区立高井戸第四小学校支援本部事務局長。国立教育政策研究所非常勤職員、杉並区小学校PTA連絡協議会運営委員等を経て、地域の教育活動の経験をもとに、地元青少年育成委員としても活動中

小熊利江[オグマリエ]
東京外国語大学卒業、お茶の水女子大学大学院博士前期・後期課程修了。博士(人文科学)。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授。専門は、日本語学および言語教育学。国際交流基金の派遣による日本語地域インストラクター(アメリカ)、セッタ・オクトーバー観光学園大学専任講師(エジプト)、稚内北星学園大学東京校専任講師、オックスフォード・ブルックス大学准講師(イギリス)、リージェンツ大学客員講師(イギリス)、モスクワ市立教育大学准教授(ロシア)など、国内外で教育に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。