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目次
ちょっとだけ自閉症スペクトラムの解説
第1部 発達について考えてみましょう(皆が同じには育たない;通じる体験を通したコミュニケーション;通じる体験が育てること;言葉によって考える;二人関係の育ち;子どもは社会の中で育つ)
第2部 自閉症スペクトラムの発達を理解しましょう(発達にしたがう;集団の中で育つ;学校の中で)
体験によって育つ
著者等紹介
牧真吉[マキシンキチ]
日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科教授。1954年、名古屋生まれ。1978年、名古屋市立大学医学部卒業。1979年より、精神科医として大学病院、民間精神科病院、総合病院精神科と、精神科医療の現場に15年勤め、1995年より児童福祉センター相談課、名古屋市児童福祉センター所長を経て2015年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
縁
0
あれども見えず。ことば以前の通じる体験。わからない人にはいくらことばで説明しても意味がない。目の前の子どもの体験を想像し、理解し、寄り添う。通じる関係をつくっていけたらいいな。2025/02/09
しいな
0
小児ST二年目として臨床にあたって読んだが、就学までの大まかな道筋が理解できた。ただ、経験が足りず読解しづらい箇所もいくつかあった。 恐らく親御さん向けだが、発達過程を追って見るべきポイントが丁寧に書いてあり、駆け出し支援者にとってもバイブルになりうる内容だと感じた。 ことばに囚われてしまうけれども、ノンバーバルでこちらへ伝えようとしてくれている瞬間を見逃さないようにしたいし、自信がなくなったときには「通じているか?通じ合えているか?」の視点に立ち返りたい。 2025/02/01
ricc
0
自分の感覚でしっくりしないことを受け入れるとは、自分を否定することになる。 子どもの目が泳ぎ始めたらその子にとって通じない領域になってきている証拠。 それ以上説いても、通じない話を一方的にされる体験になってしまうから、話をやめる事。2024/05/04