経験資本と学習―首都圏大学生949人の大規模調査結果

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経験資本と学習―首都圏大学生949人の大規模調査結果

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  • サイズ A5判/ページ数 313p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750343600
  • NDC分類 377.9
  • Cコード C0037

出版社内容情報

子どもの頃からの経験の積み重ねは、その後の人生にどのような影響を与えるのか。小学校から大学までの経験の蓄積が、どのように人を差異化し、学業や人間関係、満足度などを含む広い意味でのキャリア形成に影響を与えているのかを多様な観点から考察する。

序章 経験資本とは何か(国立教育政策研究所:岩崎久美子)

 第1節 本書で経験を資本として捉える理由

 第2節 資本とは何か

 第3節 教育、文化、経験に関する資本

 第4節 人生における経験の意味

 第5節 本書で扱う経験の種類





―――第?部 経験資本の実態―――



第1章 調査の枠組みと大学生の現状(前・ベネッセ教育総合研究所:柳澤文敬/べネッセ教育総合研究所:堀一輝)

 第1節 調査の方法

 第2節 調査項目

 第3節 認知的スキルの概要

 第4節 調査対象者の属性

 第5節 大学生の生活の現状

 第6節 大学生の認知的スキル

 第7節 まとめ



第2章 小中高および大学の学習経験(前・ベネッセ教育総合研究所:柳澤文敬)

 第1節 探究的な学習と基礎になる事項

 第2節 探究的な学びの方法論の学習経験

 第3節 探究的な学びの実践経験

 第4節 方法論の学習とその実践のギャップ

 第5節 認知的スキルのスコア、学習成熟度、生活満足度との関係

 第6節 まとめ



第3章 学習のしかたに関する経験(べネッセ教育総合研究所:伊藤素江)

 第1節 はじめに

 第2節 大学生が持つ学習に関する経験資本

 第3節 学習方略による学生類型

 第4節 学習方略と家庭環境

 第5節 過去の学習方略と現在の学習行動および学習成熟度

 第6節 まとめ



第4章 教課外の経験(べネッセ教育総合研究所:村田維沙)

 第1節 はじめに

 第2節 小学校から高校の頃の経験

 第3節 大学における経験

 第4節 子どもの頃の経験と現在の経験、能力との関係

 第5節 まとめ



第5章 読書経験(べネッセ教育総合研究所:堀一輝)

 第1節 はじめに

 第2節 大学生の読書状況と認知的スキル

 第3節 まとめ



第6章 困難や挫折の経験(国立教育政策研究所:岩崎久美子)

 第1節 困難や挫折の経験数

 第2節 困難や挫折の経験と進学大学偏差値

 第3節 現在の満足度や相談相手との関係

 第4節 困難や挫折の経験の種類と解決法

 第5節 まとめ





―――第?部 経験資本と現在―――



第7章 大学生の学習成熟度(べネッセ教育総合研究所:伊藤素江)

 第1節 はじめに

 第2節 経験資本との関係

 第3節 学習成熟度と認知的スキル

 第4節 大学生の学習成熟度

 第5節 在学中の学習成熟度の低下を防ぐ手掛かり

 第6節 まとめ



第8章 大学生の時間の過ごし方(国立教育政策研究所:岩崎久美子)

 第1節 大学生の一週間の「予復習・課題」「自主的学習」「アルバイト」の時間数

 第2節 「予復習・課題」に費やす時間数

 第3節 「自主的学習」に費やす時間数

 第4節 「アルバイト」に費やす時間数

 第5節 夏休みはどのように過ごしているか

 第6節 資格をどのぐらい取得しているか

 第7節 まとめ



第9章 大学生の人間関係(労働政策研究・研修機構:下村英雄)

 第1節 大学生の人間関係を検討する意義

 第2節 大学生の人間関係の概要

 第3節 経験資本との関連

 第4節 本章のまとめ――経験資本と人間関係



第10章 諸経験のつながりとその作用(べネッセ教育総合研究所:堀一輝)

 第1節 はじめに

 第2節 分析方法

 第3節 分析結果

 第4節 まとめ



終章 経験資本の含意?その後の人生やキャリアとの関わり?(労働政策研究・研修機構:下村英雄)

 第1節 経験資本とキャリアの視点

 第2節 各章の結果にみる経験資本とキャリアの結びつき

 第3節 経験資本とキャリア支援・キャリア教育の関わり





 付録A 調査項目

 付録B 調査データの集計結果

岩崎 久美子[イワサキ クミコ]
1962年生まれ。筑波大学大学院図書館情報メディア研究科修了。博士(学術)。国立教育政策研究所総括研究官を経て、2016年4月より放送大学教授。主要著書:『フランスの図書館上級司書:選抜・養成における文化的再生産メカニズム』(単著、明石書店、2014年)、『教育研究とエビデンス:国際的動向と日本の現状と課題』(国立教育政策研究所編、共著、明石書店、2012年)、『国際バカロレア:世界が認める卓越した教育プログラム』(編著、明石書店、2007年)など。

下村 英雄[シモムラ ヒデオ]
1969年生まれ。筑波大学大学院心理学研究科修了。博士(心理学)。1997年より労働政策研究・研修機構キャリア支援部門主任研究員。主要著書:『成人キャリア発達とキャリアガイダンス:成人キャリア・コンサルティングの理論的・実践的・政策的基盤』(単著、労働政策研究・研修機構、2013年)、『キャリア・コンストラクションワークブック:不確かな時代を生き抜くためのキャリア心理学』(共編著、金子書房、2013年)、『大学生のキャリアガイダンス論:キャリア心理学に基づく理論と実践』(共編、金子書房、2012年)、『キャリア教育の心理学:大人は、子どもと若者に何を伝えたいのか』(単著、東海教育研究所、2009 年)など。

柳澤 文敬[ヤナギサワ フミタカ]
1979年生まれ。北海道大学大学院理学研究科修了。(株)ベネッセコーポレーション、ベネッセ教育総合研究所研究員を経て、2015年よりトムソン・ロイター・プロフェッショナル株式会社。著書・論文:「パレート図とクロス集計表の分析」『問題解決力向上のための統計学基礎』(迫田宇広、高橋将宣、渡辺美智子編、(財)日本統計協会、2014年)、「大学生の数理活用力を測るアセスメントの開発に関する研究」『日本数学教育学会誌・数学教育学論究』95巻、pp.377-384(共著、2013年)など。

伊藤 素江[イトウ モトエ]
1979年生まれ。上智大学大学院総合人間科学研究科教育学専攻博士課程満期退学。修士(教育学)。2006年よりベネッセ教育総合研究所研究員。読解力、語彙力、思考力など、これからの社会で必要とされる能力に関するアセスメントの研究・開発に携わる。主な研究テーマは、批判的思考力のアセスメント開発研究。

村田 維沙[ムラタ イサ]
1983年生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程満期退学。修士(学術)。2014年よりベネッセ教育総合研究所研究員。主な研究テーマは、認知的能力のアセスメント開発研究。

堀 一輝[ホリ カズキ]
1986年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了。修士(人間科学)。2011年よりベネッセ教育総合研究所研究員。主な研究テーマは、多変量解析法のアセスメントデータへの適用。

目次

経験資本とは何か
第1部 経験資本の実態(調査の枠組みと大学生の現状;小中高および大学の学習経験;学習のしかたに関する経験;教課外の経験;読書経験 ほか)
第2部 経験資本と現在(大学生の学習成熟度;大学生の時間の過ごし方;大学生の人間関係;諸経験のつながりとその作用)
経験資本の含意―その後の人生やキャリアとの関わり

著者等紹介

岩崎久美子[イワサキクミコ]
1962年生まれ。筑波大学大学院図書館情報メディア研究科修了。博士(学術)。国立教育政策研究所総括研究官を経て、2016年4月より放送大学教授

下村英雄[シモムラヒデオ]
1969年生まれ。筑波大学大学院心理学研究科修了。博士(心理学)。1997年より労働政策研究・研修機構キャリア支援部門主任研究員

柳澤文敬[ヤナギサワフミタカ]
1979年生まれ。北海道大学大学院理学研究科修了。(株)ベネッセコーポレーション、ベネッセ教育総合研究所研究員を経て、2015年よりトムソン・ロイター・プロフェッショナル株式会社

伊藤素江[イトウモトエ]
1979年生まれ。上智大学大学院総合人間科学研究科教育学専攻博士課程満期退学。修士(教育学)。2006年よりベネッセ教育総合研究所研究員。読解力、語彙力、思考力など、これからの社会で必要とされる能力に関するアセスメントの研究・開発に携わる。主な研究テーマは、批判的思考力のアセスメント開発研究

村田維沙[ムラタイサ]
1983年生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程満期退学。修士(学術)。2014年よりベネッセ教育総合研究所研究員。主な研究テーマは、認知的能力のアセスメント開発研究

堀一輝[ホリカズキ]
1986年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了。修士(人間科学)。2011年よりベネッセ教育綜合研究所研究員。主な研究テーマは、多変量解析法のアセスメントデータへの適用(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Moloko

4
大学生に対して、大学入学以前の学習や習い事やリーダーになった経験や入学後の学習経験や読書量やサークル・バイトや人間や満足度などのアンケートと認知能力テスト(語彙、読解、批判的思考)から得たデータを使った定量的な調査。高校までの学習方略(勉強の要領のようなもの)は大学でも有効、アルバイトが大学の勉強や読書を減らす、小中に学級委員をやっていた生徒は大学に入ってもサークルなどのリーダーになりやすい等々。驚くべき内容ではなかったが、過去の経験が現在の経験や満足度や能力等にどう影響するかの本格的な研究の一歩なのかな2017/03/24

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