目次
第1部 東アジアの歴史教育の現状と課題(韓国における「東アジア史」教科書の現状と可能性;中国の歴史教科書制度と教科書記述の変化―上海版歴史教科書を中心に;朝鮮・民族学校の歴史教科書と民族教育の現状)
第2部 アジア共同体のための論点―諸問題と解決の方法(東アジア冷戦と朝鮮現代史―朝鮮民主主義人民共和国からの視点;慰安婦問題を考える―歴史認識の共有と和解;台湾史における植民地支配から学ぶこと)
第3部 東アジア共通教材の可能性を求めて(海洋領土紛争を学ぶ3国共同教材開発の歩み―「生活圏」の教材化の試みから;東アジアの海洋領土「問題」の教材化を考える;台湾の教科書からみた海洋領土紛争)
第4部 東アジア共通教材作成の実践(日中韓3国共通教材の可能性―東アジア史と歴史認識をきりむすぶ;沖縄戦と平和教育の交流;沖縄をどう教材化するか―米軍基地と核兵器の問題)
著者等紹介
山口剛史[ヤマグチタケシ]
現職:琉球大学教育学部准教授。1971年生。専門:社会科教育、平和教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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