目次
総論 尊厳としてのセクシュアリティ
第1部 性的指向の権利保障(「同性愛」と憲法;家族法―同性婚への道のりと課題;「同性愛」と国際人権)
第2部 歴史の中の同性愛(クィアの日本文学史―女性同性愛の文学を考える;元禄期の武家男色―『土芥寇讎記』『御当代記』『三王外記』を通じて;ウィークネスフォビアとホモフォビア―「日本男児」が怖れたもの;ナチズムと同性愛)
著者等紹介
三成美保[ミツナリミホ]
奈良女子大学研究院生活環境科学系教授。1956年生まれ。専門:ジェンダー史・ジェンダー法学・西洋法制史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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海星梨
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総論と第一部に時間がかかってしまいました。読みたいのに集中力が一章しかもたず。そのうち慣れると良いのですけどと思いつつ。同性婚を求めることで既存の家族制度などに組み込まれることを意味してしまうなど少しは理解できたと思います。2018/09/05
xxx
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同性愛についての憲法の解釈、取り扱いについてだけでなく、歴史や文化に関する記述もある。この一冊でもかなりのボリュームがあり、性について気づかされることが多い 「同性愛は生まれつきだから仕方ないよね」と妥協するのではなく、ゲイ、レズビアン、またあアセクシャルなど幅広い性を「アイデンティティ」として受け入れられる未来を望む2018/07/11