目次
1 歴史と政治
2 社会変容と伝統
3 地方の様子
4 生きる素顔
5 悠久の時間
6 経済
7 外交
著者等紹介
中村覚[ナカムラサトル]
神戸大学大学院国際文化学研究科准教授。東京外国語大学アラビア語学科卒業。東北大学大学院国際文化研究科イスラム圏専攻にて博士号取得(国際文化)。キングサウード大学、カタール大学、ジュネーブ国際・開発大学院に客員研究員として滞在。中東地域研究・中東政治学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鯖
20
サウジアラビアと聞くと石油王とアラブBLがまず思い浮かぶダメな大人である。サウード家、今が第三次王朝で、第一次王朝は1744年成立ってよくもってるなあ。以前の部族政治で焼いたスプーンを裁判官、被告の順で舐め、被告が火傷したら有罪て、裁判官も舐めるのかよってなった。裁判官火傷必須じゃない。日本の湯起請平和だな…。豹を捕獲する家みたいに巨大な岩の押し潰す罠ムザイヤーブ、作り直すのに1か月かかりそうだった。…しかしともかく石油王様におかれましては中東和平の調停役としてどうか頑張っていただきたい。2023/12/17
まうんとふじ
1
サウジ行く前に予習2023/12/26
たろーたん
0
サウジアラビアのアイデンティティは、第一にムスリム(イスラム教徒)であり、第二にサウジアラビア国民らしい。そのため、サウジアラビア国民に「あなたは誰か」と尋ねると、第一の答えはサウジアラビア人であるよりも、イスラム教徒であると答える者が今でも多いそうだ。イスラム発祥の地としての祖国に誇りを持ち、イスラム的伝統を守ることに常に責任を感じている。なお、サウジアラビアのイスラム解釈は、ハンバリー派のイスラム法学解釈と、ワッハーブ主義的慣行を基本としている。(続)2025/01/31