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内容説明
政官財の不正を見張る「番犬」こそが新聞記者の使命である。憲法改正を狙う安倍政権に対峙するさなか、54歳の若さで急逝した反骨の新聞記者、市川隆太。彼の遺した記事を手がかりに、いまこそジャーナリズムの本質を問う。
目次
第1章 安倍政権を嗤う(メディアは希代の悪法に立ち向かえるか;これは「始まり」にすぎない ほか)
第2章 反共謀罪キャンペーンとこちら特報部(疑問だらけの共謀罪法案;それでも美しい国?)
第3章 初心を忘れず、流されず(私たちは良い番犬だろうか;若者いじめの国 ほか)
第4章 追悼 市川隆太
著者等紹介
市川隆太[イチカワリュウタ]
1960年2月神奈川県鎌倉市生まれ。1982年3月早稲田大学政経学部経済学科卒業後、テレビ東京を経て1987年に中日新聞社に入社。東京新聞横浜支局を皮切りに、東京本社社会部で司法担当や事件遊軍などを歴任。共和汚職事件や金丸脱税事件、ゼネコン汚職事件などを取材した。2005年からは特別報道部に移り、反共謀罪キャンペーンを展開。2006年の日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞大賞を受賞した。川崎支局長を経て2012年7月に北陸本社報道部長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。