反転授業が変える教育の未来―生徒の主体性を引き出す授業への取り組み

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 201p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750341156
  • NDC分類 375
  • Cコード C0037

内容説明

教室は教わる場から自ら学ぶ場へ。「21世紀を生き抜く力」の育て方。「教師中心」から「生徒中心」の授業展開へ。学力の向上はいうまでもなく、生きる力や主体性など生徒の新たな力を引き出す話題の「反転授業」。そのフロントランナーが具体的なノウハウを公開します。

目次

第1部 反転授業を始める前に“準備編”(反転授業とは;反転授業の動画の種類;反転授業で授業はどう変わるのか;反転授業はあくまで手段である;反転授業は何を目指すのか)
第2部 反転授業の実際“実践編”(英語の反転授業でできること;数学の反転授業でできること)
第3部 反転授業で変わる教師の役割(ICT時代においては教師の存在意義が問われる;ICT時代における学校の未来、教師の未来、教育の未来)
第4部 反転授業導入のためのQ&A(反転授業の効果;学習環境の整備;動画の作成と利用;反転授業の負の側面;学校/同僚/保護者の理解)

著者等紹介

芝池宗克[シバイケムネカツ]
近畿大学附属高等学校教諭(数学科)。大阪教育大学教育学部卒業後、現職。2010年から協働学習に取り組む。2013年4月から勤務校のiPad導入に伴い、反転授業を開始する。反転授業×協働学習で生きる力を育む教育を目指している。反転授業研究会会長

中西洋介[ナカニシヨウスケ]
近畿大学附属高等学校教諭(英語科)。国際大学大学院国際関係研究科修士課程修了、ジョンズホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)留学、テンプル大学(日本校)大学院教育研究科(TESOL)修士課程修了。2004年から現在使用しているような解説動画を作成して、授業などで活用を始める。2013年4月から勤務校のiPad導入に伴い、反転授業を開始する。反転授業により生徒が英語習得することを目指している。反転授業研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Moloko

4
反転授業を高校でどう運営し、活用しているのか、なぜICTによる授業なのか、これからの教育と教師の役割はどう変化していくのか等について、現場の教師が書いたものでまあまあ面白かった。高校の先生が書いたとはいえ、様々な文献や教育学の枠組みを利用して書いており、内容も明晰であったと思う。印象的なのが生徒との信頼関係、そもそも反転授業を使わずとも授業を成立させる教師としての技量が大事だと指摘していて、技術やツール先行では見落としてしまいやすいことも書いてあった2017/03/16

izumasa57

1
具体的な授業の取り組みとメリット・デメリットがよくわかる。これからどんどん変わっていく部分と変わらない部分があるんでしょうね。不易流行という言葉が思い浮かびました。大学入試改革がすぐそこに迫っているのでこの夏にたくさん学ぼう。2015/07/25

えぬ

1
反転学習について、わかりやすく書かれている。何故反転学習なのかなど背景もしっかり学べるとともに、特に英語と数学の実践事例もありわかりやすかった。2015/02/12

kazuuuu

0
具体的にどう活用していくまで説明されていてわかりやすかった。 ICTも反転授業もあくまでツールであり、なぜそれをするのかは問いを立てた上で活用すべきだとは感じた。 これからの教育にどれくらい浸透していくかはわからないが、先生のあり方は変わっていくべきだとは思った。2016/02/07

yukiko-i

0
反転授業の方法について、具体的に解説されている。うまく活用できれば有効ではあるが、前提として、どのように授業動画をストックしていくかが難。もう少し研究の余地あり。 2015/07/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9073409
  • ご注意事項

最近チェックした商品