コミュニティカフェと地域社会―支え合う関係を構築するソーシャルワーク実践

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  • サイズ A5判/ページ数 285p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750341057
  • NDC分類 369
  • Cコード C0036

目次

第1章 戦後日本における地域支援活動
第2章 福祉コミュニティと開発を志向したソーシャルワーク
第3章 福祉コミュニティ形成の拠点としてのコミュニティカフェ―開発を志向したソーシャルワーク実践として
第4章 コミュニティカフェ運営の実態とスタッフのアプローチ―量的調査からの検討
第5章 コミュニティカフェの福祉コミュニティ機能―事例調査からの検討
第6章 開発を志向したソーシャルワークの実践有用性

著者等紹介

倉持香苗[クラモチカナエ]
日本福祉大学福祉経営学部助教。日本福祉大学社会福祉学部卒業。日本社会事業大学大学院社会福祉学研究科博士前期課程修了。2013年日本福祉大学大学院福祉社会開発研究科博士課程修了。博士(社会福祉学)。インドNGO研修生、関西福祉科学大学社会福祉学部講師等を経て、現職。専門分野は社会福祉、地域福祉(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yukinori

7
コミュニティカフェをただの交流の場としてではなく、広義の社会福祉の一端であると見て研究対象としている。その様に考えるとさまざまな形態や発展性があると感じたが、コミュニティカフェという言葉に対してのイメージはぼやけてしまった。2015/02/21

ひつまぶし

3
コミュニティカフェについて体系的に論じた本は他にないし、開発的ソーシャルワークについての理論的な整理に加え、量的調査と質的調査を合わせた実態解明にも取り組んでいる。ほとんど博士論文そのままなのか、あまり読みやすくはないが基礎研究として参照する価値は高い。666件の調査対象を抽出するためのリスト化、スタッフの関わり方の意義の検証など、明らかにすべき課題をはっきりとさせて地道な調査と記述に努めている。今後コミュニティカフェという取り組みが持続し、再生産されるかどうかは本書の課題をこえた検証が必要になるだろう。2025/03/20

こばまゆ

2
地域の中で、どう人々が支え合う関係を構築できるのか?を、コミュニティカフェにその役割を果たせるのではないかという可能性と、そこでのスタッフの役割について明らかにした論文。自団体の活動も事例検討されており、筆者の分析も今後の活動の参考になった。スタッフの役割について、具体的にどのような手法がとられているかについては、あまり、表に出てくることはないので、そこを明らかにした意義は大きいと思う。手の内を明かされたようで、ちょっと気恥ずかしいがw2015/01/11

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