目次
1 イギリス基礎事情
2 旅して出逢うイギリス
3 イギリスの暮らし
4 人と社会、今むかし
5 文学と美術
6 イギリス小史
著者等紹介
近藤久雄[コンドウヒサオ]
同志社大学経済学部卒。龍谷大学大学院博士課程文学研究科英文学専攻修了。現在、龍谷大学教授
細川祐子[ホソカワユウコ]
セント・マイケルズ大学修士課程修了。現在、同志社大学・龍谷大学非常勤講師
阿部美春[アベミハル]
同志社大学嘱託講師。イギリス・ロマン派文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこ
102
年末年始にイギリスに行きました。旅前に半分読んで旅後に読了しました。ユニオンジャックの由来、基本事情、暮らし、歴史、文学と美術などイギリスの広範囲を分かりやすく解説されています。何となくイギリス人目線で皮肉のエッセンス入りです。64の項目は7割興味深く、3割はなるほどと感じるものでした。各項目末に関連図書・資料が記載されるなど構成が素晴らしい。本書は2003年版から2014年版に改訂されていますが、もしかしたらそろそろ2025年版辺りの改訂版が出るかも。最新版が出れば買って再読したいと思える程の書籍です。2025/01/14
セイタ
4
イギリスの概略書!5時間強で読了。オックスフォード大学に留学するので読んでみた。ページ数は多いが比較的読みやすくすいすいと読めた。一方で、文化や芸術の章は自身が興味がないことに加え、背景知識や写真がないので理解に時間がかかった。イギリスはかつて「太陽の沈まぬ国」として世界中に植民地を持ち、議会民主制の礎を作った国だけあり、骨太な歴史を持っている。そこから来る紳士像も比較的クリアで一層イギリスに興味が湧いた。2024/09/18
なを
4
【気になったところ】☆日英同盟頃からの日本の英国への片想い☆日本で呼称するイギリスとはイングランド•スコットランド•ウェールズ•アイルランドの全て。英語ではBritain☆英国の植物は大木"オーク"と薔薇☆スコットランドでは夕食をティーと呼ぶ人も!☆食事"ガスドロパブ"☆エリザベス女王とハーブ文化、修道院のハーブ専売、薬草(漢方のような感じ?)☆釣りと狩り、犬と馬、サッカー•ラグビー•テニス•クリケット•ハイキングなど発祥の地☆長寿番組"アンティーク•ロードショー"、2023/03/18
たろーたん
2
イギリスで有名なのがまずい料理である。野菜の触感や彩りを楽しむといった考えはないらしく、揚げたり焼いたり茹でたりした皿一杯の肉や魚その他の食材を、テーブルの酢や塩胡椒、ケチャップや市販のドレッシングでどうぞ、という場合が多い。総じて茶色系の食べ物が並ぶ。油まみれのソーセージや、素材の味を殺した煮豆など、イギリス到着を実感するために一度食べれば十分という感じらしい。ただ、ローストビーフには誇りを持っていて、ホームステイした人でも「ローストビーフだけはうまかった」と言うらしい。(続)2023/09/21
たこ焼き
2
英語はアングロサクソンの持ち込んできたインドヨーロッパ語族がベース。それにキリスト教のラテン語、ギリシャ語、ヘブライ語が語彙で加わった。国王と貴族の対立が議会の概念を生んだ。国王の後継ぎが少なくなり、結果政治に疎いドイツハノーファーから王を呼び寄せ、それが議会と内閣の力を強める結果となった。主な聖職者は内閣総理大臣の助言を得て任命されるほどイギリスでは国と国教会のつながりは深い。バーボンはとうもろこし、アイリッシュウィスキーはスモーキーではない。ゆりかごから墓場を実践し一度国家財政破綻を経験。2019/11/21
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