目次
1 政治(モンゴルの現代はここから始まった―民主化運動;歴代大統領たち―リーダーたちの横顔 ほか)
2 経済(民主化後の大移動―地域格差の発生;遊牧の定着化―変貌する都市周辺地域 ほか)
3 国際関係(ロシアとの関係―敵か味方か?;中国との関係―永遠の敵か? ほか)
4 生活(ジェンダー―専業主婦にあこがれ無し;ワーク・ライフ・バランス―ウランバートル市民の場合 ほか)
5 文化(おしゃれ事情―重視される“目新しさ”;食の多様化―都会における加速度的変容 ほか)
著者等紹介
小長谷有紀[コナガヤユキ]
人間文化研究機構理事。京都大学文学部助手を経て、1987年より国立民族学博物館でモンゴル研究に従事
前川愛[マエカワアイ]
京都外国語大学非常勤講師。総合地球環境学研究所勤務を経て、現在、オランダ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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活字の旅遊人
6
資源大国としてのモンゴルを意識したい。
tu-ta
4
モンゴルに行く少し前に借りて、結局読み終わらなかったが、斜めにいろんなところを読んで興味深かった。2018/08/03
たろーたん
3
驚いたのが、モンゴルは日本の約4倍の面積を持ちながら、人口は300万人前後しかいないことだ。ただ、その社会に小ささから、たとえば役所で何か手続きをする必要がある場合は、まずはその役所に知り合いがいないかを考えるような賄賂・汚職文化があるらしい(その方が仕事が早く片付くから)。知り合いに頼まれたら、金銭の受け渡しの有無に関係なく、口添えしたり、助けたりするのはどこの社会でもあるが、鉱山関係の権利や法執行の場でも適応されてしまうと汚職に繋がってしまう。(続)2023/12/01
荒野の狼
3
2014年9月出版の328ページからなる新書サイズの複数の執筆陣からなる本。50章と13のコラムから構成される。話題は多岐にわたるので、興味のあるところから抜き読みすればよい構成だが、通読しても飽きない充実した内容。図や白黒写真も豊富で、なかでも、ままごとをする満面の笑顔の男の子と女の子の二人の写真p201は、二人の表情が素晴らしく、この写真一枚をみるだけでも本書の価値があったと思えるほど、心温まるもの。本書を手に取って、モンゴルについての理解と興味は深まった。2019/03/22
takao
2
モンゴルの民主化運動は1989年12月に始まった。2024/11/15
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