イスラーム世界の挫折と再生―「アラブの春」後を読み解く

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イスラーム世界の挫折と再生―「アラブの春」後を読み解く

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750340203
  • NDC分類 302.28
  • Cコード C0036

内容説明

「アラブの春」はなぜ失敗したのか。イスラーム世界の病理とは何か。イスラーム世界はどうすれば再生への道を歩むことができるのか。イスラーム・フォビアが浸透しイスラーム主義への理解を歪めている欧米諸国も視野に、世界各地のイスラームの今を俯瞰する。

目次

中東・イスラーム世界は、なぜここまで堕落したのか
1 総論(「アラブの春」の背景とムスリム世界の今後の展望)
2 各論(イスラーム社会における民主化の希望と失望―トルコはなぜ孤立したのか;新中間層のイスラーム志向―成長するトルコ経済を支える敬虔なムスリム;ムスリム社会における信教の自由―トルコ共和国・公正発展党政権下のアレヴィ問題を事例に;マイノリティとしてのイスラーム―タイにおける宗教、民族と政治;ムスリムタウンを歩く―9・11とボストンテロを経験したアメリカ東海岸の日常;排除と包摂のムスリム社会―イギリス社会はイスラームとどう向き合うのか;イスラーム武装勢力と西アフリカ―マリ紛争とフランス介入;「タリバン」の政治思想と組織―「アフガニスタン・イスラーム首長国とその成功を収めた行政」「タリバンの思想の基礎」翻訳・解説)

著者等紹介

内藤正典[ナイトウマサノリ]
同志社大学大学院グローバルスタディーズ研究科教授。東京大学教養学部教養学科(科学史・科学哲学分科)卒業。ダマスカス大学、アンカラ大学で研究に従事。ユネスコ人文・社会科学セクター科学諮問委員。一橋大学教授を経て現職。専攻はイスラーム圏と西欧の国際関係、多文化共生論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2025/01/19

cdc@カエル王ピクルス

0
本書は未だに不明な点が多いイスラムへの理解を深めることのほか、日本で労働力を移民によって賄おうとする議論に端を発する移民の問題やマイノリティ、特にヘイトスピーチの対象とされるような人たちとの政府や社会のうまい付き合い方を探るため手にとった。また今日最大の問題であるイスラム国が如何なる経緯と思想を有するのかについても詳述されており、タイムリーな解説が得られた。欧米が経たようなイスラムとの摩擦は流入するであろう移民や中東との付き合い方は近い将来日本にも関わるであろうから、その意味では予習の書であったと思う。2015/01/23

牛タン

0
同志社の教員・大学院生によるイスラーム研究の論文集。第九章中田考によるタリバンの公式文書(アラビア語)の邦訳が内容的に価値が高い。第一章中田氏による現代ムスリム世界についての論文は同氏の『イスラームのロジック』第一章の続編として読むのがよい。第二章の内藤氏によるエルドアン政権の分析は特に新規の内容を含んでいない。第三章~第八章の大学院生による諸ムスリム社会の論文は、中田氏・内藤氏の論文に比べればもちろん質は劣るが、大学院生によるフィールドワークの生の様子が垣間見えてこれはこれで面白い2014/12/23

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