内容説明
かつてその国では、国民の大多数が白人政権の下で人権を否定され、激しい偏見と差別に晒されていた。彼らの運命を背負い、闘いに挑み続けたマンデラ。彼を待ち受けていたのは、27年に及ぶ獄中生活だった。世界中で解放運動が巻き起こり1990年に釈放、やがて彼は、南アフリカ共和国大統領になった。彼を支えた“希望”とは。彼が辿りついた“許し”とは。反人種差別の伝説的指導者が最後に遺した珠玉の名言集。
目次
1 英知(生まれつき人を憎む人間はいない;誰にも良いところがある ほか)
2 原点(私の信念;人種差別を憎む ほか)
3 勝利(平和と民主主義と自由を!;生まれてはじめての投票 ほか)
4 未来(私の義務だった;兄弟姉妹として守る ほか)
著者等紹介
マンデラ,ネルソン[マンデラ,ネルソン] [Mandela,Nelson]
1918年7月18日、南アフリカのトランスカイ地方で生まれる。1944年、アフリカ民族会議に参加し、与党国民党のアパルトヘイト政策に反対する抵抗運動に身を投じる。1962年8月に逮捕され、27年間を獄中で過ごす。その間、反アパルトヘイトの象徴として名声が高まった。1990年、釈放。1993年にノーベル平和賞受賞。1994年、南アフリカで初めて民主的に選ばれた大統領に就任。2013年12月5日、ジョハネスバーグの自宅で死去
長田雅子[オサダマサコ]
絵描き・物書き。1987年に渡米。1992年から南アフリカ在住。国際関係学博士、英語教授法修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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