イスラーム世界歴史地図

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  • サイズ A4判/ページ数 191p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784750339627
  • NDC分類 226
  • Cコード C0022

目次

多神教からイスラームへ―アラビア半島‐ふたつの帝国に狭まれた預言者の地
正統カリフの時代―理想的な指導者とイスラームの発展
ウマイヤ朝の世紀―新たなイスラーム文化の定着
黄金時代―アッバース朝における貿易、知識、そして主権の拡大
文化と解体―アッバース朝の終焉とその余波
コルドバのカリフ国家―イスラームのイベリア半島の征服
東西からの脅威―セルジューク朝、十字軍、モンゴル
マムルークの時代―奴隷階層による軍事支配
東方におけるイスラーム―忘れられたフロンティア
アフリカにおけるイスラーム―暗黒大陸をめぐる闘争
オスマン帝国の勃興
西方の黄昏

著者等紹介

ニコル,デヴィッド[ニコル,デヴィッド] [Nicolle,David]
1944年生まれ、イングランド在住。BBCテレビニュースおよびBBCアラビア語放送勤務を経て復学後、博士号取得。ヨルダン大学で教鞭をとる。帰国後、イスラームおよび中世史に関する学術書・一般書を多数執筆。学会誌・事典等への寄稿、シンポジウム等での報告も多い。中世イスラームの軍事技術研究の第一人者でもある

清水和裕[シミズカズヒロ]
1963年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。博士(文学)。九州大学文学部助手、京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科助手、神戸大学文学部助教授などを経て、九州大学人文科学研究院イスラム文明学講座教授。アッバース朝史を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヴェネツィア

277
著者のデヴィッド・ニコルはイングランドの人。中世イスラームの軍事技術研究の第一人者とのこと。本書は3世紀頃のイスラーム以前の中東世界に始まり、15世紀末のグラナダ王国の陥落までを概観する。古代、中世の歴史を徹底してイスラーム世界の中から描く試みとしては貴重だとは思う。ただし、十字軍などの西側世界との覇権争いなどにはあまり触れられてはいない。あくまでも、イスラーム内部での政争が中心である。写真も多数あるが、こちらは玉石混交。一方、各時代の様相を表す地図はなかなかの充実ぶりを見せる。2025/03/24

ねこ

1
買うには高価なので、図書館で借りました。バランスよくイスラムに関連する地域を取り上げて説明してくれていて、読み応えのある本です。2014/12/10

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