目次
特集1 個人的な経験と障害の社会モデル―知的障害に焦点を当てて シンポジウム‐障害学会第9回大会から(知的障害の社会モデルをめぐる理論的課題;語り―「痛み」の経験を契機として;語りと社会モデルをつなぐ)
特集2 「地域に出る」それは手段だったのか目的だったのか―障害学研究会中部部会ワークショップ『施設/社会‐少年院と障害者労働から考える』から
特集3 障害者の自己決定権と給付決定の公正性―イギリスにおける自己管理型支援の法的試み 障害学研究会九州沖縄部会夏季研究会から
論文 自閉症スペクトラムを持つ成人女性の生きづらさ―包括的支援の必要性について
エッセイ
書評
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふにゃ
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もりだくさんの学会誌。心を抉る論文もあり。書評の充実ぶりが良い。何冊か読んでみたいと思った。/障害の社会モデルをいかに知的障害に応用していくのか。やり方次第では、これまでの障害の社会モデルの可能性を崩してしまうことになり得る。議論が多くあったが、議論の中で生まれてくるのではないか。もともとの障害の社会モデルだって、運動の中でたくさんの議論を経て生み出されてきただろうと思うし。知的障害者運動の実践から何かを見いだせればいいですね。/知的障害者の次は精神障害者?でも、こういう三障害の区分ありきも嫌だなあ。2013/06/20