目次
1 自然環境
2 ファースト・ピープル
3 西欧世界との接触
4 移民の歴史
5 合衆国併合からハワイ州誕生へ
6 観光開発
7 先住民運動
8 ハワイ社会の現在
9 ハワイ文化の現在
10 日本とハワイ
11 資料
著者等紹介
山本真鳥[ヤマモトマトリ]
法政大学経済学部教授、ハワイ大学人類学部・東西センター客員研究員(2011年)。専門分野:文化人類学、主としてオセアニア研究
山田亨[ヤマダトオル]
法政大学国際日本学研究所客員学術研究員。ハワイ大学博士課程(PhD:Anthropology)を経て現所属。専門分野:文化人類学、言語人類学(主に法・政治人類学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
50
楽園の島ハワイのガイドブックでは決して知り得ない現実のハワイの社会が垣間見える。世界一の火山と特異な気候、よしもとばななの小説にもなったサウスポイント、カメハメハ大王やクック船長の歴史、移民の変遷からハワイ併合し太平洋戦争に至るまで、現代のサーフィンやフラ、観光産業まで網羅されている。それだけではなく、住宅価格の上昇によるビーチでのホームレスの増加、ハワイ生まれのオバマと安倍首相も訪れたアリゾナ記念碑、日系2世のマイルズ・フクナガの墓標「因果塚」などハワイの負の歴史や社会問題の深層まで知ることができる。2019/05/24
kenitirokikuti
10
図書館にて。「コラム3 結婚ビジネス」。日本およびアメリア本土からハワイで観光がてら結婚式を上げに訪れる。うちの弟もハワイで式を挙げてたなぁ(サーフィンをやっていた)。日本人は見晴らしのいいチャペルなどで挙式するのを好むが、西洋人は反対にキリスト教会的なものから離れるためワイハするので、会場はビーチとかになる。これは気づかなかったなぁ。2022/11/06
takao
1
ポリネシア人は台湾原住民なし東南アジア系。なお、ハイエルダールは『太平洋のアメリカ・インディアン』で北米、南米からの移住との説を展開したが、その根幹は否定されている。2024/11/08
hoshi
1
ハワイって意外と日本と関係の深い土地なのね・・・2014/07/16