目次
プロローグ 児童文学の社会史に寄せて―ヨーアヒム・ハインリヒ・カンペ『ロビンソン・ジュニア』の例から
第1部 “父”たちの児童書(ほらばなしはいかにして啓蒙の時代を生き延びたか―ヨーハン・ゴットリープ・シュンメル「抵当遊び」から;『かにの本』再考 ほか)
第2部 メルヘンとそのコンテクスト(オーストリア最初のメルヘン集まで;フリードリヒ・ド・ラ・モット・フケーの『ウンディーネ』を読む ほか)
第3部 もうひとりのグリム(グリム対グリムス;オランダ語版選集に紛れ込んだもうひとりのグリム―『ヴァイオリンを抱えた小男フリーダーの愉快な話』 ほか)
第4部 十八世紀ドイツの子どもの本(ヨーハン・ゴッドリープ・シュンメル『子どもの遊びと会話』;ヨーアヒム・ハインリヒ・カンペ『ロビンソン・ジュニア』 ほか)
著者等紹介
佐藤茂樹[サトウシゲキ]
1952年生まれ。慶應義塾大学文学研究科博士課程単位取得退学(ドイツ文学)。現在、関東学院大学文学部比較文化学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 比較文学研究 〈55〉