内容説明
われわれは、新自由主義的な経済政策ばかりが実行されている現状に唖然としている。茫然自失の経済学者のマニフェスト。
目次
定説の誤り(金融市場は効率的である;金融市場は経済成長に資する;国の債務辺済能力を正確に見極めるのは市場だ;公的債務を膨張させたのは国の過剰な支出だ;公的債務を削減するためには、国の支出を減らすべきだ;われわれの過剰な支出は、公的債務となって将来世代の負担になる;市場の機嫌を損ねると、公的債務は行き詰まる;ヨーロッパ型社会モデルを保護するのはEUだ;危機の際、単一通貨ユーロは防御壁になる;ギリシア危機により、ようやく経済政府への道筋が切り開かれ、ヨーロッパの連帯感が強まった)
結論 経済政策について議論し、EUを再構築するための道筋を描き出す
著者等紹介
アシュケナージ,フィリップ[アシュケナージ,フィリップ][Askenazy,Philippe]
フランス国立科学研究センター(CNRS)
オルレアン,アンドレ[オルレアン,アンドレ][Orl´ean,Andr´e]
フランス国立科学研究センター(CNRS)、社会科学高等研究院(EHESS)
クトロ,トマ[クトロ,トマ][Coutrot,Thomas]
ATTAC経済政策顧問
ステルディニアック,アンリ[ステルディニアック,アンリ][Sterdyniak,Henri]
フランス経済研究所(OFCE)
林昌宏[ハヤシマサヒロ]
1965年生まれ。立命館大学経済学部卒業。翻訳家として多くの話題作を提供(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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じろ
hajimemasite