目次
1 自然環境とその利用
2 社会の形成と発展
3 文化とアイデンティティの探求
4 豊かな生活文化
5 都市の風景
6 地域と民族の活力
7 開発の歩みと展望
8 対外関係
著者等紹介
新木秀和[アラキヒデカズ]
神奈川大学外国語学部スペイン語学科准教授。専攻はラテンアメリカ地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akihiro Nishio
11
エクアドル出張のために読んだ本。エクアドルにて読了。毎度のことだが、このシリーズは現地に人と話すのに非常に役だつ。昨日もキト、グアヤキル、クエンカの特色や、エクアドル生まれのインカ帝国最後の王さまの話を知っていたので大変感心された。これからも行く先々の歴史や文化をおさえるのを習慣にしたい。2016/03/16
ブルーツ・リー
7
再読。 基本的に、客観的に書かれてはいるのだけれど、やはり、現実は、書物の上に書かれている事よりも、厳しい面はある。 最近エクアドルの教育支援を行っているNGOの方と繋がる事ができて、お話を伺っているのだが、コロナとかではなく、エクアドル国内の不安定さによって、非常事態宣言が出され、戒厳令に近い状態に置かれ、支援したくても、日本からNGO職員がエクアドルに入る事すらできない、状態に、今、なってしまっている。 厳しい状態だからこそ、NGOが必要な訳だが、相当、改革が必要な国の状態であるのは、間違いない。2022/07/01
ブルーツ・リー
4
今度の日曜日に、エクアドルの子供の教育関係のNGOの総会に参加させて頂く事になった関係で、事前に学習した。 やはり、貧困が、酷い。 貧困の部分は、まだ、NGOの方からも聞いていたが、この本によると、貧困があるだけではなくて、政府や裁判所を含む、権力者の腐敗も酷いらしい。 NGOの活動をしていても、不法に退去を命じられてみたり、一筋縄ではいかない状態だな、と感じた。 ともかくも、事態を少しでも好転させるべく、NGOは活動するし、長い活動だから、できれば現地の人が、自ら国を良くするべく活動してくれると尚いい。2022/05/27
ブルーツ・リー
2
国際ボランティアに参加するために再読。 国際ボランティアに来日した人は、学歴もあって、少しでもエクアドルを良くしようと頑張っていて、貧困とか腐敗とかいうものを感じないのだが、エクアドル国内は、かなり、厳しい状況ではある。 麻薬やマフィアが蔓延してみたり、政治も軍隊が動いて民主主義の政府を制限してみたり。 国際ボランティアも、国外退去を命じられたりで、一筋縄には行かないが、それでも現地の人はそこに生活拠点がある訳で、悲観している訳ではない。 自分も少しでも、この国をよい状態に持っていけるよう、微力を尽くす。2023/12/17