目次
識字とはなにか
第1部 識字率の神話(公式統計にみる日本の識字率―「識字率99%」は本当か;新聞をよむ能力―「日本人の読み書き能力調査」(1948)の再検証
限界的識字者のプロフィール―日米の識字調査から)
第2部 漢字の神話(漢字は意味をあたえるか―学術基本用語の場合;教科日本語における漢字のカベ;漢字イデオロギーの構造)
第3部 識字学習の神話(識字研究法としてのエスノグラフィー;識字社会における支配と対抗―識字作文をエスノグラフィーとしてよむ)
著者等紹介
角知行[スミトモユキ]
天理大学人間学部教授。専攻、社会学(識字研究・メディア論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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