目次
序―方法に関する回顧、およびアメリカ外交の理論について
第1部 アメリカ(封じ込めと国際協調主義;巻き返しと国家主義;迷路へと予定されている運命―スパイと投機家;官僚機構に浸透する巻き返し)
第2部 朝鮮(南朝鮮の体制;南朝鮮の体制への抵抗;ゲリラ抗争;北朝鮮の体制;ソ連と北朝鮮;北朝鮮と中国とのつながり)
著者等紹介
カミングス,ブルース[カミングス,ブルース][Cumings,Bruce]
1943年生まれ。コロンビア大学で政治学を学び、同大学よりPh.D.取得。シアトルのワシントン大学国際関係学部助教授を経て1987年からシカゴ大学歴史学部教授。2012年現在同大学スウィフト冠教授
鄭敬謨[チョンギョンモ]
1924年ソウルに生まれる。慶應義塾大学医学部予科を経て、アメリカのエモリー大学に留学。大学院在学中に朝鮮戦争の勃発に遭い、学業を一時中断した上、米国防総省職員としてGHQに勤務しつつ(1950‐56年)板門店における休戦会談にも参加、アメリカの侵略性を内側よりつぶさに体験。1970年、逃れるように韓国を離れて来日し、以後、文筆活動をもって民主化統一運動に参加、東京に学塾を開いて同志をつのるかたわら雑誌『シアレヒム』(一粒の力)を編集発行
林哲[リムチョル]
1946年ソウル生まれ。早稲田大学第一政経学部政治学科卒、東京大学大学院社会学研究科国際関係論博士課程修了。津田塾大学学芸学部国際関係学科教授。近現代朝鮮史、東アジア国際政治史専攻
山岡由美[ヤマオカユミ]
1966年生まれ。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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