内容説明
学位課程における累積可能で互換性の高い単位制度の普及、学位課程において重視すべき学習成果とコンピテンスの開発・育成の観点から、高等教育機関が社会の今日的なニーズに対応するために、高等教育プログラムを適応させたり、新たに創設したりする際の最適のツールを提供する。
目次
第1章 チューニング・プロジェクトの概要
第2章 チューニングの方法
第3章 教授・学習プロセスにおけるコンピテンス
第4章 欧州単位互換・累積制度(ECTS)、学生の学習量、学習成果
第5章 コンピテンスにもとづく学位プログラムにおける教授、学習、評価の方法
第6章 プログラム・レベルでの質向上:チューニングの方法
第7章 チューニング用語の解説(2006年11月)
著者等紹介
ゴンサレス,フリア[ゴンサレス,フリア][Gonz´alez,Julia]
現職は、デウスト大学(スペイン・ビルバオ)国際関係副学長。専門は、移民学、都市地理学、文化人類学。チューニング・プロジェクト共同代表者。人道開発にかかるテーマ・ネットワークメンバー
ワーヘナール,ローベルト[ワーヘナール,ローベルト][Wagenaar,Robert]
現職は、フローニンゲン大学人文学部教務部長。専門は、オランダ現代史、ジャーナリズムの歴史。チューニング・プロジェクト共同代表者。オランダ・ボローニャ専門家チーム座長
深堀聰子[フカホリサトコ]
1967年生まれ。京都大学教育学部卒業、京都大学大学院教育学研究科教育学専攻博士後期課程退学、コロンビア大学大学院教育学研究科博士課程修了。東京大学社会科学研究所助手、京都女子大学短期大学部講師、同准教授を経て現在は、国立教育政策研究所高等教育研究部総括研究官。専門は、比較教育学、教育社会学、高等教育研究、アメリカの教育政策研究
竹中亨[タケナカトオル]
1955年生まれ。京都大学文学部卒業、京都大学大学院文学研究科博士後期課程退学。東海大学専任講師、同助教授、大阪大学文学部助教授を経て現在は、大阪大学大学院文学研究科教授。専門は、ドイツ近現代史、日独関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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