目次
移民のヨーロッパ―国際比較の視点から
第1部 移民の国ドイツ(ベルリンのトルコ系移民の仕事とソーシャル・ネットワークについて;ドイツにおけるトルコ系マイノリティ団体の活動―トランスナショナルな公共圏の構築;社会主義体制における外国人労働―旧東ドイツのベトナム人労働者の事例から)
第2部 移民からみたフランス国家(フランスにおける移民問題の複合性―サンパピエと移民第二世代の視点から;サンパピエからみた国民国家;“サンパピエ”の運動と半植民地主義言説―作動しなかったポストコロニアリズム)
第3部 マイノリティと国家をつなぐもの(移民女性の働き方にみるジェンダーとエスニシティ―パキスタン系イギリス女性のコミュニティ・ワークを中心に;移民か、ナショナル・マイノリティか―言語政策からみるバルト三国のマイノリティ)
第4部 東アジアの事例から(「意味ある投資」を求めて―日本から帰国したフィリピン人による出身地域での起業;現代移民の子女教育―日本におけるニューカマー韓国人の事例から)
著者等紹介
竹沢尚一郎[タケザワショウイチロウ]
国立民族学博物館教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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