内容説明
『図表でみる国民経済計算』はOECDの新しいシリーズであり、「指標」アプローチを用いた情報を収録し、国際比較に焦点を当てている。国民経済計算をもっと利用しやすく、有益なものにするとともに、掲載されている各指標の概念的な基礎と、比較可能性の問題を解説することを目的とした出版物である。指標の多様性は、国民経済計算というデータセットの内容の豊富さを示しているが、往々にしてGDPに集まりがちな読者の注目を他の経済的に重要な指標に向け直すことで、読者のニーズにより良く応えられるようにしている。本書は6つの章に分かれており、所得、支出、生産、政府、資本に関する指標を個別に取り上げている。
目次
第1章 国内総生産(GDP)
第2章 所得
第3章 支出
第4章 生産
第5章 一般政府
第6章 資本:金融資産と非金融資産
附録A 参考統計
附録B 2008年版国民経済計算体系(2008SNA)―1993SNAからの変更点
附録C 主要用語集
著者等紹介
高橋しのぶ[タカハシシノブ]
1971年東京都生まれ。立教大学大学院法学研究科修士課程修了。1998年7月よりOECD東京センターに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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