目次
第1部 欧米社会科学の限界(古典的社会科学における貧欲の是認しない放置;欧米社会学における貧欲の無視;欲望を対象とする精神分析学と自己実現理論)
第2部 東アジアにおける社会思想の限界(中国における非仏教的社会思想;日本文化論の同一性への収縮)
第3部 仏教思想の可能性(インドと周辺地域における仏教思想;中国仏教の脱社会化と空思想の放棄;中国仏教の民間信仰化;日本仏教の権力への屈従;テーラワーダ仏教圏における仏教的社会運動)
著者等紹介
駒井洋[コマイヒロシ]
1940年生まれ、大連出身。1964年東京大学文学部社会学科卒業。1970年同大学院社会学研究科博士課程修了。2004年筑波大学社会科学系教授を定年退職。2009年中京女子大学人文学部教授、人文学部長、アジア文化研究所所長を定年退職。筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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