目次
多民族・多文化化する日本社会―問題の所在とアプローチの視点
グローバル・マイグレーションと外国人・移民―越境移動の拡大・変容と移民の適応過程
ニューカマーの体験・オールドカマーの記憶―その共通性と独自性
「外国人労働者」と呼ばれる人びとの諸相―在日外国人と階層文化
定住化する外国人のライフコースと課題
外国につながる子ども・若者の生き方
地域社会の「多文化・多民族化」―「トランスナショナリズムと場所」研究から
「在日外国人」というポジションと精神病理
問い直される日本人性―白人性研究を手がかりに
外国人の「参加」―その権利を保障するために
日本のトランスナショナリズムの位相―“多文化共生”言説再考
外国人政策から移民政策へ―新たな社会ビジョンとしての「多民族社会・日本」
著者等紹介
渡戸一郎[ワタドイチロウ]
明星大学人文学部教授。都市社会学、都市エスニシティ論専攻。移民政策学会会長
井沢泰樹[イザワヤスキ]
東洋大学社会学部教授。教育社会学専攻。2009年日本国籍を取得。「金泰泳」より改名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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