内容説明
児童養護施設から社会に出る子どもたちは、将来ひとり暮らしで困ったことがあっても、気軽に相談できるおとなが近くにいないことが多いでしょう。でも、施設にいるあいだに必要な知識や情報を得て、早めに準備をはじめれば、もっと未来に希望を抱くことができるのではないでしょうか。このハンドブックには、児童養護施設のそんな中学生・高校生たちに伝えたいことがつまっています。そして、施設のスタッフのみなさんはもちろん、児童相談所など児童福祉行政にたずさわる方々や、児童福祉を学ぶ学生さん、先生方など多くのおとなの方々にも、きっと役立ちます。
目次
1 お金と生活―自分でお金を管理する(部屋を借りるのにかかるお金のこと;無理なく支払える家賃はいくら? ほか)
2 住まいと健康―ひとり暮らしのスタート(部屋探しのポイントは家賃・場所・部屋の様子;自分にピッタリの部屋探し ほか)
3 働く―働いて自立する(働くことを好きになろう;よりよい仕事につくために進学という道もある ほか)
4 コミュニケーション―まわりの人といい関係をつくる(新しいおつきあい、どんなことに気をつける?;心に強く残る、第一印象の身だしなみ ほか)
著者等紹介
林恵子[ハヤシケイコ]
NPO法人ブリッジフォースマイル理事長。津田塾大学卒業後、株式会社パソナに入社。副社長秘書、営業、面接、契約管理、人事などを担当。2児の子育てと仕事を両立させながら、社会起業家になるためにMBA留学を計画。英語力を磨く目的で参加した研修で児童養護施設と出会う。2004年12月、NPOブリッジフォースマイル創設、2005年6月法人成立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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