アフリカ学入門―ポップカルチャーから政治経済まで

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  • サイズ A5判/ページ数 359p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750332314
  • NDC分類 302.4
  • Cコード C0036

目次

第1部 アフリカを学ぶ(アフリカ学入門概論(「アフリカ」の誕生;現代アフリカへの歩み)
アフリカ貧困・開発論―わたしたちはどう考え、何をするべきか
アフリカ紛争論―ポスト冷戦期の紛争はなぜ起こったのか
アフリカ食料安全保障論―食料安全保障問題と農村開発
アフリカ教育論―学校教育の歴史、現在と援助
アフリカにおける保健・環境衛生論―ケニア・カンバ女性の生活史から考えるアフリカ社会のジェンダー関係
アフリカ文化論―音楽からみたアフリカ社会、伝統から現代まで)
第2部 アフリカに接近する(日本‐アフリカ交流史―日本の近代化とアフリカ観(19世紀末~1970年代)
日本のアフリカ協力
国連によるアフリカ協力
あなたの周りの「アフリカ」探し
日本で学べる「アフリカ」探し)
第3部 アフリカで学ぶ、働く、根を下ろす(アフリカで学ぶ;アフリカで働く;アフリカに根を下ろす)

著者等紹介

舩田クラーセンさやか[フナダクラーセンサヤカ]
東京外国語大学総合国際学研究院准教授。国際関係学博士。専門は、アフリカの平和と紛争に関する学際的研究。モザンビークをはじめとする東南部アフリカでの現地調査・研究に従事。平和構築の専門家として、実務・研究・提言にも関与。また、NGO活動に積極的にかかわり、アフリカと日本をつなぐ市民活動に従事。2005年から2009年3月まで、(特別活動法人)TICAD市民社会フォーラム(TCSF)の副代表として、アフリカに関する政策提言や日本社会におけるアフリカのプロモーション活動にかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

人間

8
ただ金を渡すだけでは援助ではないよなあと思っていた。ファンジビリティ(代替可能性)の負の作用に注意しなければならないそうだ。援助の金を被援助国が大統領の私邸を建てる費用に充てたりすることが、これまで問題としておこっている。援助の期間が終了した時に、被援助国が自力で運営していけるようにしないといけない。奴隷制や植民地支配は西欧諸国の発展に寄与することになって、未だに問題多発の状態なのは胸が痛い。アフリカ人が人為的な国境線よりも自ら「アフリカ人」というアイデンティティを持っていることにアフリカパワーを感じた。2020/01/11

Yoshiko Hamano

1
名前の通り、アフリカについて興味がある人、またはこれからアフリカについて学ぼうとしている人にとって最適な入門書。私自身アフリカの歴史と経済に関心を持っているため、関連する章だけをはじめは読んでいた。だが、パラパラと他のページを読んでみたらなかなか面白く、結局すべて読んでしまった。各章に参考文献リストがあってとても親切。お薦めは、2部1章。2012/12/25

kozawa

1
アフリカでひとくくりというのもあれだけど面白い。日本とアフリカ諸国との関わりは、深いとまではいえないが、明治でも案外あったのが興味深い。当時のアフリカ関連書籍の数がアメリカにおけるそれと比べて多いくらいだったとか驚き。2010/08/07

RIki Bando

0
アフリカについての見識が深まった、多様な面からアフリカを捉えるというコンセプトでアフリカのイメージを掴むことが出来て良い。2017/07/07

Fuyuki Kawasaki

0
サハラ以南のアフリカを初めて学ぶ人向けの教科書の様な本。 文化、歴史、国際協力等教科書の様な構成の為、刺激的な内容とは言えないが、入門書として手にとって見るのも良いかも知れない。それぞれ数ページの章に分かれている為、興味のある部分だけを読んでみるのもありだと思う。2017/05/07

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