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目次
1章 LSCIとは
2章 ステップ1:落ちつかせよう―高まった感情を吐き出させる
3章 ステップ2:整理させよう―出来事を時系列で並べさせる
4章 ステップ3:見極めよう―中心的問題を同定する
5章 ステップ4:気づかせよう―自分の問題を洞察させる
6章 ステップ5:訓練しよう―適切な行動の仕方を学ばせる
7章 ステップ6:準備させよう―元いた場面を想像させる
8章 LSCIの理解を深めるために
著者等紹介
藤野京子[フジノキョウコ]
早稲田大学文学学術院教授。1984年早稲田大学第一文学部卒業。1986年同大学大学院修士課程修了。1986年国家公務員1種試験(心理)にて法務省矯正局に入局。1992年米国テキサス州立サムヒューストン大学刑事司法学部修士課程修了。東京少年鑑別所をはじめ複数の少年鑑別所で非行少年の資質鑑別に携わるほか、矯正局専門官、法務総合研究所研究部室長研究官等を歴任し、2004年退職。2004年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鵜殿篤
1
本書はいろいろ具体的な対処を示しているわけだが、一言で言えば「メタ認知」とか「セルフ・モニタリング」という概念に集約されるように思った。子どもが意地悪や暴力など不適切な行動を起こしてしまうのは、要するに自分を客観視できておらず、その行動がどのような帰結を招くのか予測ができていないからだ。自分の行動や感情を第三者視点から分析できるようになれば、功利主義的に考える限り、不適切な行動は減るに決まっているのだった。いかにメタ認知の視点に気づかせるかが、具体的な対処のスキルとなってくる。2019/11/13
Top Of Willows
0
面白かった。これによって生徒との接し方が形成された。
みえっくす@みょうが
0
分かりやすい解説。ただ、これをそのまま現場へ転換するには余りにも例が稚拙か。小学生程度を念頭に書かれている気がする。思春期や反抗期など、より教師への反発度が高い時期はどう対処するのかは気になるところ。2013/06/22